一眼レフのレフとは?語源と仕組み

一眼レフのレフとは?語源と仕組み

こんにちは。SnapGadget、運営者の「すながじぇ」です。

一眼レフのレフとは何なのか、ふと気になりません? カメラの用語って、知ってるようで曖昧なまま使いがちなんですよね。

この記事では、reflexの意味やSingle-Lens Reflexの略、レフレックスミラー(ミラー)の役割、ペンタプリズムとペンタミラー、光学ファインダーOVFと電子ビューファインダーEVF、ブラックアウトやミラーショック、ミラーレスとの違い、そしてレフ板(反射板)との違いまで、あなたのモヤモヤを一気に整理します。

専門用語は多いんですけど、仕組み自体は「光の道順」をイメージできれば一気にラクになります。ここ、気になりますよね。

この記事で分かること
  • 一眼レフのレフとは何の略かがわかる
  • ミラーで何が起きているかを光の流れで理解できる
  • ペンタプリズムとペンタミラーの違いがわかる
  • ミラーレスやレフ板との違いで混乱が消える

まずは“実機でレフ”を体験したいあなたへ

一眼レフのレフとは何かって、文章で理解したあとに実機を覗くと一発で腑に落ちます。特に光学ファインダー(OVF)の「生の光感」は、触るのがいちばん早いです。

最初の1台は高級機じゃなくてOK。入門機のレンズキットでも“レフの体験”はちゃんとできますよ。


※在庫や価格は変動します。購入前に楽天の商品ページとメーカー公式情報をご確認ください。

目次

一眼レフのレフとは意味と語源

まずは結論から。レフは「反射」を意味するreflexに由来していて、カメラ内部の鏡(ミラー)で光を反射させる仕組みを指します。ここを押さえると、以降の仕組みや他方式との違いがスッと入ってきますよ。

この章では「言葉としてのレフ」と「機構としてのレフ」を、いったんスパッと分けて説明します。言葉の理解ができると、ミラーレスとの比較でも迷子になりにくいです。

reflexの意味と反射

一眼レフの「レフ」は、英語のreflex(反射)から来ています。写真って結局は「光をどう扱うか」なので、名前に光の性質が入ってるのは、ちょっとロマンありますよね。

reflexは「跳ね返る」「反射する」というニュアンスで、カメラの中で光が鏡に当たって方向を変える動きとドンピシャです。つまり一眼レフは、レンズを通った光をいったん鏡で反射させて、撮影者の目に届くように“折り返す”カメラ、ということになります。

言葉のイメージとしては、光がレンズを通って、鏡で反射して、目に届く。これが一眼レフの基本の流れです。ここが腹落ちすると、ブラックアウトやミラーショックといった「一眼レフあるある」も、ただの欠点じゃなくて“構造の結果”だと分かって納得しやすいです。

反射があるからできること

反射を使う最大の価値は、撮影レンズを通った像をそのままファインダーで見られること。ボケの出方や被写界深度の感覚が掴みやすくて、特に光学ファインダーOVFが好きな人は、ここに惚れがちです。

ちなみに、ミラーで反射して像を覗く仕組み自体は一眼レフだけのものではなく、古い時代のカメラや光学装置にも似た発想があります。ただ、現代的な「撮影のテンポ」に耐える形に仕上げたのが一眼レフの強みなんですよ。

ここだけ押さえればOK

  • レフ=reflex(反射)という言葉の由来
  • 反射させる目的は撮影レンズの像を確認するため
  • この反射の仕組みが、ブラックアウトなどの特性にもつながる

豆知識:「レフ板」も光を反射させる道具なので、同じ“反射”つながりで混同されがちです。この記事の後半でしっかり区別します。

Single-Lens Reflexの略

一眼レフは英語でSingle-Lens Reflex、略してSLRと呼ばれます。デジタルになるとDSLR(Digital Single-Lens Reflex)とも言いますね。ここ、名称の分解がいちばん分かりやすいので、落ち着いていきましょう。

Single-Lens(一眼)の意味

Single-Lensは「レンズが一つ」という意味です。ただし「交換レンズが1本しか使えない」という話ではなくて、撮影に使うレンズと、確認(ファインダー)に使う光学系が同じレンズを共有しているという意味です。

これが何を嬉しくするかというと、レンジファインダーや二眼レフで起きがちな「見えてる範囲と写る範囲がズレる」問題、つまり視差(パララックス)を、原理的に避けられることです。あなたがファインダーで見た構図が、そのまま写る。これが一眼の価値です。

一眼レフカメラはレンズとファインダーの光路が同じで視差がないが、二眼レフはレンズが別々のためパララックスが発生する比較イラスト

特に近距離の撮影(料理や小物、ちょい寄りの人物)だと、視差(パララックス)の影響が目立ちやすいんですよね。だから「寄ったらなんか切れてた」「思ったより上に写ってた」みたいな事故を減らしたい人ほど、一眼(=撮影レンズで確認できる方式)の気持ちよさが効いてきます。

Reflex(レフ)の意味

Reflexはさっきの通り「反射」。レンズを通った光を鏡で反射して、フォーカシングスクリーン→ペンタ部→接眼部へ運びます。なので「一眼レフ」とは、ざっくり言うと撮影レンズの像を、鏡の反射でそのまま確認できるカメラです。

SLRの定義を一文で

撮影レンズの光を反射(Reflex)でファインダーへ導き、同じレンズ(Single-Lens)の像で構図確認できるカメラ

用語はメーカー表記で微妙に揺れることも

呼び方や略し方はメーカーや地域で表現が微妙に違うことがあります。細かい表記に迷ったときは、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

鏡ミラーの役割

一眼レフの中で一番“レフっぽい”主役が、ミラーボックス内のミラー(反射鏡)です。普段はミラーが斜めに立っていて、センサー(またはフィルム)へ行くはずの光を上に跳ね上げます。これが「撮影前はファインダーで見える」理由そのものです。

光の道筋を、超ざっくり図解っぽく書くとこうです。

レンズ → ミラーで反射 → フォーカシングスクリーン → ペンタ部 → 接眼レンズ → あなたの目

ここでポイントは、あなたが見ているのが「別の小窓」ではなく、撮影レンズを通った光そのものだということ。これが一眼レフの気持ちよさでもあります。露出がどうとかAFがどうとか以前に、「見てるものがリアルの光」ってだけで撮影のテンポが変わるんですよ。

ミラーは“1枚”に見えて実は仕事が多い

一般的な一眼レフでは、メインミラーの裏にサブミラーが付いている機種も多いです。メインミラーで反射した光の一部を別ルートに振り分けて、位相差AFセンサーへ送るためですね。つまりミラーは「ファインダー用」だけじゃなく、AFのための光の分岐にも関わっています。

だからこそ、ミラーが上がるライブビュー中や動画中はAF方式が変わったり(機種による)、連写特性が変わったりします。これって欠点というより「光学的な設計の都合」なので、仕組みが分かると納得感が出ます。

注意:ミラー周辺は精密機構なので、内部を触ったり無理に掃除したりするのはおすすめしません。気になる場合はメーカーサービスや専門店に相談するのが安全です。正確な対応は公式案内をご確認ください。

ついでに:最低限のクリーニング道具だけは持っておくと安心

一眼レフはミラー機構がある分、内部は精密です。無理な清掃はおすすめしませんが、外装やレンズ前玉のホコリを飛ばすブロアーくらいはあると便利ですよ。

注意:ミラーやセンサー周りは触らないのが安全です。不安ならメーカーや専門店に相談してください。正確な手順は公式案内をご確認ください。


ペンタプリズムの正立像

ミラーで上に反射した像って、そのままだと上下左右がややこしい状態になります。そこで登場するのがペンタプリズムです。ここ、地味だけど一眼レフの“見え”を決める超重要パーツです。

ペンタプリズムはガラスの塊でできた五角形のプリズムで、内部反射をうまく使って、像を正立正像(普通に見える向き)に直してくれます。

もう少し厳密に言うと:ミラーとプリズムの役割分担

マニアック寄りに補足すると、役割はこんな分担です。

  • ミラー:光を上に反射させつつ、結果として像の上下関係を整える(スクリーンには左右逆像が残りやすい)
  • ペンタプリズム:プリズム内で反射を繰り返し、左右を反転させて最終的に正立正像にする

つまり、フォーカシングスクリーンの時点では左右が逆像になっていることが多く、プリズム内で反射させることで正立正像に仕上げる、というイメージです。ここまで押さえておくと「なぜペンタ部が大事なの?」がかなりクリアになります。

上下左右が逆の像を、ペンタプリズム内部での反射によって正立正像(見たままの向き)に補正する仕組みの解説図

なぜプリズムだと見やすいの?

ざっくり言うと、プリズムは光のロスが少なく、像がクリアに見えやすい傾向があります。特に中級〜上位機で「ファインダーが明るい」と言われる個体は、プリズム+良いコーティング+設計の合わせ技で気持ちよさが出ます。

もちろん、ファインダーの見え方はスクリーンや接眼系にも影響されるので「プリズムだから絶対明るい」と断定はできません。ただ、一般論としては、プリズム採用機は見えの満足度が高くなりやすいです。

私の感覚:ペンタプリズム機のファインダーは「ヌケが良い」って感じやすいです。特にマニュアルフォーカスを楽しみたい人には、ここが地味に効きます。

撮影体験としての“正立像”の価値

正立像って当たり前に聞こえるんですけど、撮影のテンポに直結します。動体を追うとき、左右逆像だと頭の中で変換が必要になるので、慣れないと一気に難しくなるんですよね。ペンタプリズムは「見える」だけじゃなく「追える」を作ってくれる存在です。

ペンタミラーと明るさ

エントリー機でよく見かけるのがペンタミラーです。プリズムではなく、鏡を組み合わせた中空構造なので軽くて安いのがメリット。軽量ボディを作りやすいので、持ち歩き重視の人にはありがたい存在でもあります。

ただし、反射効率の差が出やすく、一般的にはペンタプリズムよりファインダーが暗めになりがちです。暗めというとネガティブに聞こえるかもですが、実際は「差が分かる人は分かる」くらいのことも多いです。あなたがどんな撮り方をするかで、気にする度合いは変わります。

プリズムとミラーの違いを表で整理

項目ペンタプリズムペンタミラー
構造ガラス塊のプリズム鏡を組んだ中空構造
明るさの傾向明るく見えやすい暗めになりやすい
重量重くなりやすい軽くできる
コスト高めになりやすい抑えやすい
向いてる人MFや見え重視軽さ・価格重視

個人的には、AF主体でスナップや旅行を撮るなら、ペンタミラーでも困らない人は多いと思います。逆に、暗所でMFを多用する、じっくり覗いて追い込みたい、という人はプリズムの恩恵を感じやすいです。

注意:「暗い=ダメ」ではないです。明るさの差は機種や設計にもよりますし、AF主体なら困らないことも多いです。最終的な判断は、できれば店頭で覗いて決めるのが安心です。

一眼レフのレフとは仕組み比較

ここからは仕組みをもう一段リアルにして、撮影時に何が起きているか、そしてミラーレスとの違いで何が変わるのかをまとめます。最後に、混同しがちなレフ板もスッキリ整理しますね。

一眼レフの特性(ブラックアウト、ミラーショック、バッテリー持ちなど)は、ぜんぶ「ミラーがある設計」から自然に導かれています。なので、良し悪しというより“向き不向き”として捉えるとラクですよ。

クイックリターンミラー

一眼レフのミラーは、シャッターを切る瞬間にパタンと跳ね上がる必要があります。ミラーが下がったままだと、センサーに光が届かないからです。ここは構造上どうしても避けられません。

そこで重要なのがクイックリターンミラー。撮影が終わったら、ミラーがすぐ元に戻ってファインダー像が復帰します。これがあるから「撮って→すぐ次の構図へ」という流れが成立します。

動作の流れをもう少し細かく

  • 構図決定:ミラーは下がっていてファインダーが見える(絞りは開放のことが多い)
  • シャッターボタン:絞りが設定値へ、ミラーが上がる準備
  • 露光:ミラーが上がり、シャッターが開いてセンサーに光が届く
  • 露光終了:シャッターが閉じ、ミラーが戻る(クイックリターン)

この動きがあるからこそ、連写やスポーツ撮影など“撮り続ける”使い方が現実的になっています。逆に言うと、ここが機械的に動く以上、音や振動がゼロにはならない。だから「静音性が最重要」みたいな場面では、別方式が有利になることもあります。

補足:機種によってはミラーアップ撮影や、ライブビュー時にミラーを上げっぱなしにするモードがあります。ブレ対策や静音目的で使えることもあるので、取扱説明書を一度チェックしてみると発見があるかもです。正確な仕様は公式情報をご確認ください。

ブラックアウトの理由

一眼レフでシャッターを切った瞬間、ファインダーが一瞬真っ暗になります。これがブラックアウトです。理由はシンプルで、ミラーが跳ね上がっている間、ファインダーへ光が行かないから。

ブラックアウト自体は「見えなくなる」という一点では不利ですが、慣れると“リズム”として捉えられることも多いです。特に連写中は、ブラックアウトの間に脳内で被写体の動きを補完して追い続ける感覚になります。ここ、最初は気になりますよね。

ミラーが上がることでファインダーが暗くなるブラックアウト現象と、ミラーの駆動による振動(ミラーショック)のイメージ図

ミラーショックとブレの関係

もう一つ、話題になりやすいのがミラーショック。ミラーが動く衝撃が微ブレにつながることがあり、特に低速シャッターや超望遠では気にする人がいます。ただし、これは「必ず失敗する」みたいな話ではなく、シャッタースピードや保持の仕方、被写体条件で影響が変わります。

実用メモ:ミラーショックは「絶対に写りが悪くなる」みたいな話ではないです。状況次第なので、気になるなら三脚や手ブレ補正、シャッタースピード調整で対策するのが現実的です。

よくある対策の方向性

私が勧めるのは「頑張って根性で抑える」より、仕組みに合わせた対策です。例えば、手持ちなら少しシャッタースピードを上げる、三脚ならレリーズやセルフタイマーを使う、可能ならライブビューを試す、など。機種によってできることは違うので、まずは自分のカメラのメニューを確認するのが近道です。

注意:撮影ジャンルによっては、ミラーショックより被写体ブレの影響が大きい場合もあります。どこが原因か切り分けが難しいときは、カメラ専門店やメーカーサポートに相談するのもアリです。

ミラーショック対策なら、まずは“三脚+レリーズ”が鉄板

ミラーショックが気になる場面って、実は「構え方」よりも道具の相性が効きやすいです。夜景や望遠なら、三脚で土台を作って、レリーズ(リモコン)でシャッターを切るだけで歩留まりが上がります。

  • 夜景・室内:三脚+レリーズでブレ要因を減らしやすい
  • 望遠:一脚でも体感が変わることが多い
  • セルフタイマーでも代用できる機種もある



※機種によって対応端子や方式が違います。必ず対応表や公式仕様を確認して選んでください。

ミラーレスとの違いEVF

ミラーレスは、名前の通りミラー(レフ機構)がないカメラです。その代わりに、センサーが捉えた映像をEVF(電子ビューファインダー)や背面モニターに表示して構図を作ります。

一眼レフのOVF(光学ファインダー)は「現実の光をそのまま見る」気持ちよさがあります。一方でEVFは、露出やホワイトバランスの結果を撮影前に確認できたり、暗所で明るく見えたりと、便利さが強いです。どっちが上というより、どっちの撮影体験があなたに合うか、ですね。

公式一次情報で“名前の通り”を裏付け

DSLRが「reflex mirror(反射ミラー)」でOVFへ光を導くこと、そしてEVFがセンサー情報を表示することは、メーカー公式の解説でも触れられています。

(出典:Canon Europe「Viewfinder vs LCD Display」)

OVFとEVFをざっくり比較

鏡を使って実像を見る一眼レフ(OVF)と、センサーのデジタル映像を見るミラーレス(EVF)の内部構造の違いを比較したイラスト
比較ポイントOVF(光学ファインダー)EVF(電子ビューファインダー)
見ているものレンズからの生の光センサーの映像データ
タイムラグほぼゼロ(体感なし)わずかにあり(機種差)
露出のプレビュー基本は撮影後に確認撮影前に反映しやすい
暗所の見やすさ環境光に依存増感表示で見やすい
バッテリー比較的持ちやすい消費が増えやすい

ミラーレスの選び方や、初心者向けの現実的な落としどころは別記事でも整理しています。機種選びに迷っているなら、ここも合わせて読むと早いです。

私の見解:「OVFが好き」「一眼レフの握りやすさが好き」みたいな“体感の好み”は、スペック表では決着がつきません。ここはあなたの感覚を優先してOKです。

レフ板との違い使い方

ここ、混乱ポイントです。カメラの「レフ」と撮影道具のレフ板(反射板)は、同じ“反射”でも別物です。用語が似てるので、検索しているとごちゃっと混ざりやすいんですよね。

一眼レフのレフはカメラ内部のミラー機構。レフ板は被写体に当てる光を反射してコントロールする道具です。つまり、カメラのレフは「見るための反射」、レフ板は「照らすための反射」という感じで覚えるとラクです。

一眼レフカメラ内部の反射機構(Reflex)と、ポートレート撮影などで光を反射させるレフ板(Reflector)の役割の違いを示したイラスト

レフ板は“光を足す”だけじゃない

レフ板というと「影を明るくする板」って思われがちですが、実は使い方の幅が広いです。影を起こして肌をなめらかに見せたり、瞳にキャッチライトを入れたり、逆に黒レフで影を締めて立体感を出したり。どれも“反射(または吸収)で光を整える”という意味で、撮影の結果をガラッと変えられます。

レフ板の基本的な使い方

  • 白レフ:やわらかく自然に影を起こす(初心者はまずこれ)
  • 銀レフ:強めに光を足せる(曇りの日や逆光で便利)
  • 黒レフ:光を吸って影を締める(立体感を出したいとき)
  • 金レフ:暖色っぽく見せたいときに使う(好みが分かれる)

最初に試すなら“白レフを斜め下”

はじめてなら、白レフを被写体の斜め下あたりに置いてみるのが分かりやすいです。顔に落ちた影が少し持ち上がって、目の中に光が入りやすくなります。スマホ撮影でも効果が出るので、手元にある白い紙やレフ板で試してみると楽しいですよ。

注意:屋外でレフ板を使うと、反射光が強くなりすぎて眩しかったり、周囲の迷惑になることもあります。安全に配慮しつつ、撮影場所のルールも守ってください。

レフ板は、最初は5in1(白/銀/黒/金/透過)がコスパ良い

白レフだけでも効果は出るんですが、慣れてくると「もう少し強く」「影を締めたい」みたいに欲が出ます。最初から5in1を選ぶと、やりたいことが一通り試せてムダが少ないです。

スマホ撮影でも効くので、カメラを持ってない人でも買って損しにくいのもポイント。


※屋外では反射光が強くなりすぎることがあります。周囲と安全に配慮して使ってください。

一眼レフのレフとはミラー総まとめ

最後にまとめです。一眼レフのレフとは、reflex(反射)に由来する言葉で、カメラ内部のミラーで光を反射させ、撮影レンズの像をOVFで確認できる仕組みのことです。言葉の意味が分かるだけで、一眼レフの良さも弱点も「そういう構造だよね」と納得しやすくなります。

ミラーレスのEVFが便利になった今でも、生の光をそのまま覗く体験に魅力を感じる人は多いです。逆に、撮影前に仕上がりを見ながら詰めたいならミラーレスが合うこともあります。あなたがどっちの撮影体験を気持ちいいと感じるか、そこが一番大事かなと思います。

あなたに合う選び方のヒント

一眼レフがハマりやすい人

  • OVFの見え方が好きで、ファインダーを覗く時間が楽しい
  • バッテリーの安心感や、長時間の撮影テンポを重視したい
  • 動体撮影で“遅延のない見え”を大事にしたい

ミラーレスがハマりやすい人

  • 露出や色の仕上がりを撮影前に確認しながら撮りたい
  • 小型軽量で持ち出す頻度を増やしたい
  • 動画も同じカメラでしっかり撮りたい
野鳥撮影で光学ファインダーを覗く一眼レフユーザーと、夜景撮影で背面モニターを確認するミラーレスユーザーの撮影スタイルの違い

補足:機種ごとの仕様や名称、機能の詳細はメーカーで違うことがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。購入や運用の最終的な判断は、必要に応じて専門家にご相談ください。

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