最終更新日:2026年8月17日
イヤホンをケースから出したら、片方だけゴムがない。「さっきまで付いていたのに、どこへ行った?」となると地味に困りますよね。
イヤホンのゴムは正式にはイヤーピースやイヤーチップと呼ばれるパーツです。小さな部品ですが、カナル型イヤホンでは装着感だけでなく、低音の聞こえ方や遮音性にも関わっています。
しかも、なくしたときに困るのが「何かで代用してもいい?」「100均にある?」「Mサイズを買えばいい?」「AirPods Proも普通のイヤーピースでいい?」という部分ですよね。
先に整理すると、取るべき行動は大きく3つです。今すぐ使うなら安全に装着できる予備を探す、交換品を買うならサイズと形状を確認する、確実性を優先するならメーカー純正品を選ぶ。この順番で考えると迷いにくくなります。
- 今すぐ使いたい:付属の予備イヤーピースや、確実に固定できる適合品がないか確認する
- 交換品を買いたい:残っているイヤーピース・ノズル径・対応機種を確認して選ぶ
- 失敗したくない:メーカー純正または機種名が明記された対応品を選ぶ
この記事では、イヤホンのゴムをなくした直後の対処から、一時的な代用品の可否、サイズの測り方、純正品と互換品の違い、AirPods Proなど主要機種で気をつけたいポイント、100均・コンビニ・家電量販店・通販での探し方まで順番に解説します。
イヤーピースだけをなくしたのに、焦ってイヤホン本体まで買い替える必要はありません。逆に、無理な応急処置をして耳の中で外れてしまっては本末転倒です。あなたの状況に合う、安全で無駄の少ない方法を選んでいきましょう。
- イヤホンのゴムをなくした直後に何をすればいいのか
- 代用品として使ってよいもの・避けたい応急処置
- イヤーピースのサイズ・軸径・対応機種の確認方法
- 100均・家電量販店・通販・純正品の使い分け
イヤホンのゴムをなくした直後にやること
イヤホンのゴムをなくした直後は、まず「そのまま使えるか」よりも、「予備や落としたイヤーピースがないか」を確認するのが先です。
カナル型イヤホンはイヤーピースを付けた状態を前提に設計されているものが多いため、ゴムなしでいつも通り耳の奥まで押し込むのは避けた方がいいかなと思います。

まずケース・ポケット・バッグの中を確認する
完全ワイヤレスイヤホンの場合、イヤーピースはイヤホンをケースから取り出すときや、ポケットから出したときに外れることがあります。
ケースの中、バッグの底、服のポケット、机の下などを先に確認してみてください。イヤーピースは軽いため、思っているより近い場所に落ちていることもあります。
また、購入時の箱を残しているなら要チェックです。イヤホンによってはS・M・Lなど複数サイズの予備イヤーピースが最初から付属しています。
普段Mサイズを使っていて、箱に同じMサイズがもう1組残っていれば一番簡単です。違うサイズしか残っていない場合は、無理に使わず装着感を確認してください。
イヤーピースなしのまま常用するのは避ける
イヤーピースをなくしても音自体は聞こえる機種があります。そのため、「片方だけゴムなしで今日一日使えばいいか」と考えたくなるところです。
ただ、カナル型ではおすすめしません。
イヤーピースには、耳とイヤホンの間を適度に密閉する役割があります。これがなくなると低音が抜けやすくなり、周囲の音も入りやすくなります。
ゴムがないと低音が抜けやすくなる
カナル型イヤホンは、耳の穴とイヤーピースの間をある程度密閉して音を届けます。この密閉が崩れると、特に低音の聞こえ方が変わりやすくなります。

ベースやキックの厚みが減って、ボーカルや高音ばかりが目立つように感じることもあります。イヤホン本体が故障したわけではなく、イヤーピースがないことで本来の密閉状態を作れなくなっている可能性があるわけです。
そこで低音を取り戻そうとして音量を上げたり、イコライザーで低音を大きくしたりするより、まず正しいイヤーピースを装着する方が先ですよ。
周囲がうるさい場所では音量を上げやすい
密閉性が落ちると、電車やバス、街中の騒音が入りやすくなります。すると音楽が聞き取りにくくなり、無意識にボリュームを上げてしまうことがあります。

イヤホンの音量について詳しく知りたい場合は、イヤホンで60dBはどのくらい?音量目安とスマホ設定の正解でも、音量と聞く時間の考え方をまとめています。
イヤーピースをなくしたときは、「聞こえにくいから音量を上げる」より、いったん使用を止めて交換品を用意する方がシンプルです。
硬いノズルが直接当たる状態にも注意
イヤホンの先端には、音を出すためのノズルがあります。イヤーピースを外すと、プラスチックや金属などでできたノズル部分がむき出しになります。
イヤーピースなしで耳へ押し込むと、普段とは違う部分が耳に当たり、痛みや違和感につながる可能性があります。
耳が痛い、かゆい、聞こえ方がおかしいなどの症状がある場合は使用を中止してください。イヤーピースなどの異物が耳の中に残って取れない場合も、ピンセットなどを奥まで入れて無理に取ろうとせず、耳鼻咽喉科などへ相談する方が安心です。
イヤホン本体までなくした場合は探し方が別
イヤーピースだけではなく、完全ワイヤレスイヤホンの片耳そのものが見当たらない場合は対処方法が変わります。
機種によってはスマートフォンの探索機能や専用アプリから位置情報や接続状況を確認できる場合があります。
その場合は、ワイヤレスイヤホンをなくしたときの対処法と探し方で、イヤホン本体を紛失したときの確認手順をまとめているので、そちらから探すのがおすすめです。
イヤホンのゴムは一時的に代用できる?
ここが一番迷いやすいところです。「今日だけならティッシュやスポンジでもいい?」「別のイヤホンのゴムを付ければいい?」と考える人もいると思います。
私なら、耳の中へ入れるパーツを自作してまで使うことはおすすめしません。イヤーピースは小さいうえ、装着中に外れると耳の中へ残ってしまう可能性があるからです。
別のイヤホンのイヤーピースは条件が合えば候補になる
家に使っていないカナル型イヤホンがある場合、そのイヤーピースを流用できることがあります。
ただし、「穴に入ったから使える」では判断しないでください。
- イヤホンのノズルへしっかり固定できる
- 軽く引っ張っても簡単に抜けない
- 耳から外したときイヤーピースだけ残らない
- 装着時に強い圧迫感や痛みがない
- 完全ワイヤレスならケースへ収納・充電できる
このあたりを満たして初めて「一時的な候補」と考えた方がいいです。
特に軸がゆるいイヤーピースは避けましょう。耳からイヤホンを抜いたとき、イヤーピースだけ耳の中へ残る原因になりかねません。
ティッシュ・綿・スポンジなどの自作代用品はおすすめしない
ネットで調べると、ティッシュ、綿、スポンジ、耳栓などを加工してイヤーピース代わりにする方法を見かけることがあります。
ただ、耳の中へ入れる用途を前提に固定された部品ではないため、この記事ではおすすめしません。
形が崩れたり、素材の一部が外れたり、イヤホンから抜けたりする可能性があります。イヤーピースは100均や家電量販店でも入手できるため、無理に手作りするメリットはそれほど大きくありません。
「耳に入るか」ではなく「イヤホンへ確実に固定できるか」が重要です。少しでもゆるい、斜めになる、簡単に抜ける場合は使用せず、対応イヤーピースを用意しましょう。
どうしても今すぐ音を聞きたいなら別のイヤホンも選択肢
交換用イヤーピースが手元になく、外出中ですぐイヤホンが必要なら、無理な代用品を作るより別のイヤホンを使う方が現実的です。
コンビニではイヤーピース単体よりイヤホン本体の方が見つけやすいことがあります。ローソンで購入できるイヤホンの種類や端子を確認したい場合は、イヤホンをローソンで買う最適解|値段・有線・ワイヤレス徹底も参考にしてください。
ただし、安価なイヤホンを買ってイヤーピースだけ流用する方法は、軸径が合う保証がありません。緊急時にイヤホン本体を使うならともかく、「ゴムだけ欲しい」という目的なら100均や家電量販店を探す方が確実です。
イヤーピースのサイズを測って失敗を防ぐ
交換用イヤーピースを買うときに難しいのがサイズです。
S・M・Lだけを見て選べばよさそうですが、実は耳に入る部分のサイズと、イヤホンへ取り付ける部分のサイズは別物です。

最初に残っているイヤーピースを確認する
片方だけなくしたなら、残っている側が一番分かりやすい見本です。
イヤーピースを外して、内側や軸部分にS・M・Lなどのサイズ表記がないか確認してください。メーカーによってはサイズを識別できる文字や色分けがあります。
さらに、イヤホンの型番も確認しておきましょう。同じブランドでもモデルによって取り付け方法が異なることがあります。
測るなら「傘の幅」だけでなくノズル側を見る
イヤーピースには大きく2つのサイズがあります。
| 確認する場所 | 意味 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| イヤーピース外側の大きさ | 耳へのフィット感に関係 | S・M・Lなどから耳に合うものを選ぶ |
| イヤーピースの軸穴 | イヤホンへの取り付けに関係 | イヤホンのノズル径・対応機種を確認する |
| イヤーピースの高さ | 耳への入り方やケース収納に関係 | 完全ワイヤレスでは特に確認する |
| 取り付け形状 | 一般的な丸軸か専用形状か | AirPods Proなどは対応世代を確認する |
一般的な丸いノズルのイヤホンなら、ノズル外径を定規やノギスなどで測る方法もあります。ただし、直径が同じだから必ず固定できるとは限りません。
ノズルには段差やくびれ、形状の違いがあるためです。測定値はあくまで候補を絞る材料として使い、交換用イヤーピース側に記載された対応軸径や対応機種を優先してください。
サイズが合っているかは装着後にも確認する
購入したイヤーピースを装着したら、サイズ表記だけで終わりではありません。
- 頭を軽く動かしてもイヤホンがずれにくい
- 低音が極端に抜けて聞こえない
- 強い圧迫感や痛みが出ない
- 耳から抜いたときイヤーピースが一緒に外れる
- 左右で音のバランスが大きく違わない
小さすぎると密閉しにくく、イヤホンが動きやすくなります。反対に大きすぎると圧迫感が出たり、耳へうまく収まらなかったりします。
なお、左右の耳がまったく同じ形とは限りません。左はM、右はSのように左右で違うサイズが合うケースもあるので、「左右は同じサイズでなければいけない」と考える必要はありません。
完全ワイヤレスは充電ケースに入るかまで確認する
完全ワイヤレスイヤホンでは、装着できたのに充電ケースへ入らないという失敗があります。
純正より背が高いイヤーピースや、厚みのあるフォームタイプへ交換すると、ケースのふたが閉まらなかったり、イヤホンが充電端子まで届かなかったりする場合があります。
社外品を買うときは「TWS対応」「ケース収納対応」「○○用」などの記載を確認しておくと安心です。
純正イヤーピースと互換品はどちらを選ぶ?
サイズが分かったら、次に迷うのがメーカー純正品にするか、社外の互換イヤーピースにするかです。
どちらが絶対に上という話ではありません。「元の状態へ戻したい」のか、「装着感や遮音性を変えたい」のかで選ぶと分かりやすいですよ。
| 比較 | メーカー純正 | 互換イヤーピース |
|---|---|---|
| 適合の分かりやすさ | 対応機種を確認しやすい | 軸径・対応モデルの確認が必要 |
| 音の傾向 | 本来の設計に戻しやすい | 素材や形状で変化する場合がある |
| 装着感 | 標準的 | 素材・サイズの選択肢が多い |
| 価格 | 製品により異なる | 低価格品から高級品まで幅広い |
| 完全ワイヤレス | ケースとの相性を判断しやすい | ケース収納対応の確認が必要 |
元の音と装着感へ戻したいなら純正が分かりやすい
「イヤーピースをなくす前の状態で十分満足していた」という人は、純正品から探すのが分かりやすいです。
メーカー公式サイトでイヤホンの型番を確認し、そのモデル用の交換イヤーピースが販売されているか調べます。
純正なら何も確認しなくていいわけではありません。同じメーカーでもイヤホンによってイヤーピースが違うことがあるため、ブランド名ではなく機種名・型番まで合わせるのがポイントです。
シリコンタイプは扱いやすさ重視の人向け

交換用イヤーピースでもっとも探しやすいのがシリコンタイプです。多くのカナル型イヤホンにもシリコン製が付属しています。
メリットは、取り扱いやすく、汚れを落としやすい製品が多いこと。フォームタイプのようにつぶして装着する必要もないため、イヤホンを頻繁に付け外しする人にも向いています。
一方で、同じ「Mサイズ」でもメーカーによって直径、傘の形、軸の長さ、シリコンの硬さが違います。
現在の音や装着感が気に入っているなら、純正と同じイヤーピースを選ぶ。耳から抜けやすかったなら、サイズや形状を見直して互換品を試す。この考え方が分かりやすいかなと思います。
ソニーの交換用イヤーピースを探している人は、対応するイヤホンを確認してから選んでください。
購入前には、商品ページやメーカー情報であなたのイヤホンに取り付けられるか確認してください。「ソニー製イヤホンだからソニーのイヤーピースなら全部使える」という意味ではありません。
フォームタイプは遮音性やフィット感を変えたい人向け

もうひとつの代表的な選択肢が、低反発フォームを使ったイヤーピースです。
指で細くつぶして耳へ入れ、素材が戻る力を利用して耳へフィットさせるタイプが多く、シリコンとは装着感がかなり違います。
耳への密着感を高めたい人や、今使っているシリコン製ではイヤホンが抜けやすい人にとっては候補になります。
ただし、フォーム製だから必ず快適になるわけではありません。耳への圧迫感が苦手な人もいますし、製品によって清掃方法や交換時期も異なります。
また、フォーム部分が厚い商品は完全ワイヤレスイヤホンのケースへ干渉することがあります。TWSで使うならケース対応まで確認してください。
| 特徴 | シリコン | フォーム |
|---|---|---|
| 装着 | そのまま装着しやすい | つぶしてから装着するタイプが多い |
| 密着感 | 形・サイズによって変わる | 耳の形へなじみやすい製品が多い |
| 手入れ | 洗浄できる製品も多い | 製品ごとの手入れ方法を確認 |
| 耐久性 | 比較的扱いやすい | へたりや表面劣化を確認する |
| TWS | 高さに注意 | ケース対応を特に確認 |
フォームタイプを試してみたい人は、サイズだけでなく対応軸径を確認して選びましょう。
互換品を買うときは「対応機種」の記載を優先する
社外イヤーピースは種類が多く、素材や形を選べるのが面白いところです。
一方で、商品名に「イヤーピース」「AirPods用」「SONY用」などと書かれていても、すべてのモデルに対応するとは限りません。
通販では、商品説明にある対応モデル、対応軸径、サイズ、ケース収納可否をチェックしてください。対応モデルが曖昧なら、無理に買わず純正品や機種名が明記された製品を選ぶ方が失敗しにくいです。
AirPods Proなど主要イヤホンでゴムをなくした場合
イヤーピース選びでは、一般的な丸軸タイプとは少し違うモデルがあります。特にAirPods Proのような独自取り付け方式のイヤホンは注意が必要です。

AirPods Proは世代を確認してからイヤーチップを買う
AirPods Proを使っているなら、「AirPods Pro用」という言葉だけで買わず、まず世代を確認してください。
AppleはAirPods Proのイヤーチップについて、モデルごとに対応するものを使うよう案内しており、世代間で自由に交換する前提にはなっていません。
現在使っているAirPods Proの世代が分からない場合は、iPhoneの設定や本体のモデル情報を確認してから交換品を探す方が確実です。
また、純正イヤーチップにはサイズ表記があります。残っているイヤーチップがあれば、縁をめくって内側のサイズ表示を確認すると選びやすくなります。
AirPods Proのイヤーチップ選びについては、Apple公式の「ぴったりサイズのAirPods Proイヤーチップを選ぶ」でも確認できます。
AirPods Proは「似た形だから付くだろう」で選ばず、世代対応を確認する。ここはかなり大事です。
AirPods Pro向けのフォームイヤーチップを選ぶ場合も、対応世代を商品ページで確認してください。
上の商品を含め、社外品は販売時期によって対応世代や仕様が変わる場合があります。購入画面であなたが使っているAirPods Proの世代に対応しているか確認してください。
SONYの完全ワイヤレスも機種名まで確認する
ソニーのWFシリーズなども、イヤーピースの仕様はモデルによって異なります。
「WF-1000Xシリーズなら同じ」と決めつけず、WF-1000XM4、WF-1000XM5など正確な型番を見て対応品を選んでください。
ソニーはイヤーピースについて、左右それぞれの耳に合ったサイズを選ぶことを案内しています。装着がゆるい場合は大きめ、きつい場合は小さめを試しながら調整する考え方です。
サイズ選びに迷った場合は、ソニー公式のイヤーピース選びの案内も確認してみてください。
WF-1000XM4など機種を限定した社外イヤーピースもあります。機種専用品は選びやすい一方、別モデルへ買い替えたときに流用できるとは限らない点は覚えておきましょう。
SHUREなど細いノズルを採用するイヤホンにも注意
有線イヤホンでも、すべてが同じ太さのノズルを使っているわけではありません。
SHUREなどには一般的なイヤーピースとは取り付け感が異なるモデルがあります。手元にある汎用品を無理に押し込むより、対応品から選ぶのが安全です。
このような専用品は「サイズ」だけを見るのではなく、必ず対応機種を確認してください。
イヤホンのゴムはどこで買える?購入場所を比較
交換品を買うことに決めたら、次は購入場所です。
「今日中に欲しい」のか、「純正や高機能タイプをじっくり選びたい」のかで最適な場所は変わります。

| 購入場所 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 100均 | 安く早く用意したい | 店舗在庫・軸径・機種適合を確認 |
| コンビニ | イヤホン自体を今すぐ必要としている | イヤーピース単体は期待しすぎない |
| 家電量販店 | 純正・互換品を比較したい | 機種名を控えて行く |
| イヤホン専門店 | フィット感や音の変化も重視 | 高機能品は価格も上がる |
| ホームセンター | 近所で探したい | 店舗による差が大きい |
| Amazon・楽天・Yahoo! | 対応機種から探したい | 商品説明・販売元を確認 |
| メーカー公式 | 純正品を確実に探したい | 対応型番を確認する |
100均ならダイソーなどを確認する
急ぎで交換したいときに候補になるのが100均です。
ダイソーでは、シリコーン製イヤーピースや低反発タイプが公式通販にも掲載されています。S・M・Lの複数サイズがセットになった商品なら、自分に合うサイズを試せるのも便利です。
ただし、商品や在庫は店舗によって異なります。また、100均のイヤーピースがすべてのイヤホンへ取り付けられるわけではありません。
特にAirPods Proのような専用形状や、細軸タイプのイヤホンには一般的な丸軸イヤーピースが使えない場合があります。
安いからとりあえず買うのではなく、取り付け部のサイズを確認する。100均を使うときもここは同じです。
コンビニはイヤーピース単体よりイヤホン本体を探す場所
コンビニでイヤホンのゴムだけ買えるか気になる人も多いと思います。
ただ、イヤーピース単体については店舗による差が大きく、「コンビニへ行けば確実に買える」とは考えない方がいいです。
一方、有線イヤホンやワイヤレスイヤホン本体を扱う店舗はあります。出張や旅行中などで「とにかく今イヤホンが必要」という場面なら助かります。
近くにローソンしかない場合は、ローソンで買えるイヤホンと選び方を先に見て、端子や用途が合うものがあるか確認してみてください。
家電量販店は純正と互換品を比較しやすい
急ぎすぎず、きちんと合うイヤーピースを選びたいなら、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店は有力候補です。
メーカー純正品だけでなく、JVC、AZLA、SpinFit、Complyなど交換用イヤーピースを扱っていることがあります。
店頭へ行くなら、イヤホン本体または正確な型番を持って行くのがおすすめです。
「SONYのワイヤレスです」だけではモデルを特定できません。「WF-○○」まで分かっていれば、店員さんにも相談しやすくなります。
ホームセンターは近ければ確認する程度でOK
ホームセンターでも店舗によってはイヤホンやスマートフォン用品を扱っていますが、イヤーピース単体の品ぞろえは店舗差があります。
そのため、「イヤホンのゴムを買うためだけに遠くのホームセンターへ行く」というより、近所にあるなら売り場や在庫を確認してみるくらいが現実的です。
確実性を重視するなら、100均の公式商品情報、家電量販店のオンライン在庫、メーカー公式、通販の対応機種検索を利用する方が探しやすいでしょう。
Amazon・楽天・Yahoo!なら機種名で探しやすい
通販の強みは、「イヤーピース」だけで検索するのではなく、イヤホンの型番+イヤーピースで探せることです。
例えば「WF-1000XM4 イヤーピース」「AirPods Pro ○世代 イヤーチップ」のように機種名を入れると、候補をかなり絞れます。
そのうえで、対応モデル、サイズ、素材、ケース対応、販売元、返品条件などを見比べてください。
通販なら価格を比較しやすいため、「急ぎではないけれど、次になくしたとき用の予備も一緒に買っておきたい」という人にも向いています。
AirPods Pro向けのフォームタイプを検討する場合は、対応世代を確認したうえで候補を比較してください。
社外品は商品名が似ていても対応世代が異なることがあります。最終的には各販売ページの対応機種を確認してから購入してください。
イヤーピースをなくしにくくする方法
一度交換できたら、同じことを繰り返さないようにしておくとラクです。

イヤーピースがゆるくなっていないか定期的に確認する
イヤーピースを長く使っていると、取り付け部分がゆるくなったり、素材が劣化したりすることがあります。
イヤホンを外したときにイヤーピースが少し浮いている、以前より簡単に抜ける、ケースの中で外れる、といった状態なら交換を考えるタイミングです。
「なくしてから交換」ではなく、「ゆるくなったら交換」と考えるだけでも紛失リスクを減らしやすくなります。
イヤーピースは端ではなく軸側を意識して着脱する
イヤーピースを掃除するとき、傘部分だけを強く引っ張ると素材へ負担がかかることがあります。
メーカーによって推奨方法は異なりますが、イヤホン本体をしっかり持ち、イヤーピースの取り付け部分を意識して外すのが基本です。
交換後も斜めに付いていないか、ノズルの根元まで正しく入っているか確認してください。
予備を1セット持ち歩くとかなり安心
イヤーピースは小さいので、旅行や出張先でなくすと途端に困ります。
普段使っているサイズが決まったら、1ペアだけでも小さなケースやガジェットポーチへ入れておくと安心です。
特に専用イヤーピースを使うAirPods Proや、一部の完全ワイヤレス、細軸イヤホンは「近くの店にある汎用品で代用」という方法が取りにくいので、予備の効果が大きいです。
イヤーピースの清掃と交換タイミング
新しいイヤーピースを買ったら、紛失だけでなく汚れや劣化にも気を配っておきたいところです。
イヤーピースやノズル周辺が汚れると、装着感が変わったり、音がこもったように感じたりする原因になることがあります。
シリコン製は製品の説明に従って清掃する
シリコン製イヤーピースには、水洗いできる製品があります。
洗える製品の場合も、イヤホン本体から必ず取り外し、製品の取扱説明に従って清掃してください。イヤーピースを十分に乾かさないままイヤホンへ取り付けるのは避けましょう。
イヤホン本体のノズルやメッシュ部分へ水分を入れないことも大切です。
フォーム製はメーカー指定の手入れ方法を確認する
フォーム製イヤーピースは素材や表面処理が製品によって異なるため、「フォームなら全部同じ洗い方」で扱わない方が安心です。
表面が崩れてきた、戻りが悪くなった、イヤホンから外れやすくなったなど明らかな劣化が見られる場合は交換を検討してください。
イヤホンのゴムをなくしたときによくある質問
最後に、イヤーピースをなくしたときによく迷うポイントをまとめます。
- イヤホンのゴムなしでそのまま使っても大丈夫ですか?
-
カナル型イヤホンはイヤーピースを付けた状態を前提にしている製品が多いため、常用はおすすめしません。低音や遮音性が変わるだけでなく、硬いノズルが直接耳へ当たる場合もあります。対応するイヤーピースを付けてから使いましょう。
- イヤホンのゴムはティッシュやスポンジで代用できますか?
-
この記事ではおすすめしません。イヤホンへ確実に固定できない素材は、装着中に外れたり耳の中へ残ったりする可能性があります。付属の予備や、対応が確認できる交換用イヤーピースを使う方が安心です。
- イヤホンのゴムは100均でも買えますか?
-
ダイソーではシリコーン製や低反発タイプのイヤーピースが公式通販にも掲載されています。ただし店舗によって在庫は異なり、すべてのイヤホンへ対応するわけではありません。ノズル径や対応形状を確認して選んでください。
- イヤーピースのサイズが分からないときはどうすればいいですか?
-
片方が残っているなら、まず残っているイヤーピースのサイズ表示を確認してください。次にイヤホンの型番からメーカー純正品や対応品を調べます。一般的な丸軸タイプではノズル径も参考になりますが、直径だけでは適合を保証できないため、対応機種の記載を優先しましょう。
- 左右で違うサイズのイヤーピースを使ってもいいですか?
-
左右の耳の形は必ずしも同じではないため、それぞれの耳に合うサイズを選ぶ考え方で問題ありません。片方だけゆるい、片方だけ圧迫感がある場合は、左右で別サイズを試してフィット感を確認してください。
- AirPods Proのイヤーチップは世代が違っても使えますか?
-
世代をまたいで自由に使い回せるものとして選ばないでください。AppleはAirPods Proのイヤーチップについてモデルごとの対応を案内しています。AirPods Pro 1・2・3のどれを使っているか確認し、そのモデルに対応する純正品または互換品を選びましょう。
- イヤーピースが耳の中に残って取れません。どうすればいいですか?
-
耳の奥へ押し込む可能性があるため、ピンセットなどを無理に入れて取ろうとするのは避けてください。簡単に取り出せない、痛みや違和感がある場合は、耳鼻咽喉科などの医療機関へ相談してください。
イヤホンのゴムをなくしたら無理に代用せずサイズを確認して交換しよう
イヤホンのゴムをなくすと、「たったこれだけの部品なのにイヤホンが使いにくい」と困りますよね。でも、イヤホン本体が壊れたわけでなければ、慌てて本体ごと買い替える必要はありません。
まずは購入時の箱やケース周辺を確認して、同じサイズの予備イヤーピースが残っていないか探してみてください。
予備がなければ、次にイヤホンの型番と残っているイヤーピースを確認します。一般的なイヤホンならノズル径、AirPods Proなど専用形状なら対応世代、完全ワイヤレスなら充電ケースへ収納できるかまで見るのがポイントです。
急ぎなら100均、しっかり選びたいなら家電量販店、種類を比較したいならAmazon・楽天・Yahoo!ショッピング、元の状態へ確実に戻したいならメーカー純正品。この使い分けならかなり選びやすくなります。
大事なのは、耳に入るサイズだけではなく「イヤホンから外れないこと」まで確認すること。ここを飛ばさないでください。
ティッシュやスポンジなどで無理にイヤーピースを自作するより、対応する交換品を用意した方が安心です。交換品を買うなら、ついでに同じサイズを1ペア予備としてガジェットポーチへ入れておくと、次になくしたときも慌てずに済みますよ。
そして、イヤーピースがないことで音が聞こえにくくなっても、音量をむやみに上げないこと。普段のリスニング音量も一緒に見直したい場合は、イヤホンで60dBはどのくらい?音量目安とスマホ設定の正解もあわせて確認してみてください。

