こんにちは。SnapGadget、運営者の「すながじぇ」です。
イヤホンの音量って、気づくと上げちゃいますよね。特に「イヤホンで60dbはどのくらい?」と検索しているあなたは、音量の目安や安全性、イヤホン難聴のリスクが気になっているはずです。
この記事では、60dbが体感としてどのくらいなのか、dBとdBAの違い、音量は何%が目安になるのか、iPhoneのdB表示やAndroidの音量制限設定、そしてノイズキャンセリングの使い方まで、まとめてスッキリ整理します。60/60ルールも含めて、ムリなく続く「耳にやさしい聴き方」を一緒に作っていきましょう。
- イヤホンで60dbの体感と安全ライン
- dBとdBAの違いと注意点
- スマホでの音量管理のやり方
- 難聴予防の習慣と機能の使い分け
イヤホンで60dBはどのくらいの音量?
まずは「60dBって結局どのくらい?」を、生活の感覚に落とし込みます。ここを押さえると、以降の設定や対策が一気にラクになりますよ。
60dBは普通の会話レベル
60dBは、ざっくり言うと「1mくらいの距離での普通の会話」に近い音の大きさです。デパートの店内や静かな車内も、だいたいこのあたりのイメージですね。

ポイントは、60dBは“安全寄りの基準”として語られることが多いということ。耳のダメージは音の大きさだけじゃなく、時間や環境(周囲の騒音)でも変わるんですが、少なくとも「ずっと聴くと即アウト」みたいなラインではありません。
ただしイヤホンは耳の近く(というか耳の中)で鳴るので、同じ60dBでもスピーカーより“圧”を感じやすいことがあります。カナル型(耳栓みたいに密閉するタイプ)は特に、密閉感で疲れやすい人もいるので、違和感が出たら無理しないのが正解です。

ここ、気になりますよね。実は「60dB=安全」と覚えるより、“60dBって日常でどのポジション?”をつかむほうが、音量を下げる判断が早くなります。たとえば、家で一人で作業してるときに流すBGMが「ちょうどいい」くらい、静かな車内でラジオが自然に聞こえるくらい。それが60dBの感覚に近いです。
逆に、駅のホームや電車内で「同じぐらいで聴こう」とすると、周りの騒音に負けて音楽の細かい音(歌の息づかいとか、ギターのアタック感)が消えます。すると、無意識に音量を上げちゃう。ここがイヤホン難聴の入口になりがちなんですよ。
あともう一つ。イヤホンは距離が近すぎるのが特徴です。スピーカーなら、少し離れたり、向きを変えたりして自然に音が薄まる余地があります。でもイヤホンは耳の中に音が直行するので、同じ「60dB」でも「逃げ場が少ない」感じになりやすい。
カナル型は遮音性が高い分、小さめでも聞こえやすいメリットがある一方で、外耳道の密閉感や湿度の上昇で疲れる人もいます。私のおすすめは、違和感が出たら“音量の問題”だけじゃなく装着感も疑うこと。イヤーピースサイズを変えるだけで、同じ音量でも楽になるケースはわりとあります。
体感の目安
- 会話が普通にできる
- 音楽の細部は「静かな場所なら」十分
- 騒がしい場所だと小さく感じやすい
生活音でざっくり位置づけ

| 音の大きさ(目安) | 環境の例 | ひとこと |
|---|---|---|
| 50dB前後 | 静かな室内、弱い雨 | 音楽はかなり小さめでも成立 |
| 60dB前後 | 普通の会話、店内BGM | 安全寄りの目標にしやすい |
| 70dB前後 | 掃除機、賑やかなオフィス | 長時間だと疲れやすい人も |
| 80dB前後 | 電車内、交通量の多い道路 | 音量を上げると危険側に寄る |
※数値は一般的な目安です。場所や距離、測定方法でズレます。
dBとdBAの違いを知る
「dB」と一口に言っても、記事やアプリで出てくる値が同じ意味とは限りません。よく安全基準で使われるのはdBA(A特性)で、人の耳の感じ方に寄せた測り方です。
低音は体感だと“気持ちいい”けど、数値上は目立ちにくいことがあります。逆に、耳が敏感な2〜4kHz付近はdBAで大きく出やすい。つまり、音楽ジャンルやイヤホンの音作りで「同じ60dBでも疲れ方が変わる」ってことです。
アプリやOSの表示が「dB」「dBA」どっちなのか、あるいは推定なのか(計算)も混ざるので、数字はあくまで目安として扱いましょう。
ここをもう少し噛み砕くと、dBは「音の物理的な強さ」を表す単位で、dBAは「人の耳が感じやすい帯域を重視して補正した数値」です。人の耳って、低音(ドンドンするベース)よりも、会話の子音が乗る2〜4kHzあたりに敏感なんですよ。だからdBAは、その帯域が強いと高く出やすい。逆に、低音の量感が盛られている曲やイヤホンだと、体感は“迫力ある”のに数値はそこまで伸びない、みたいなことも起きます。
この差がややこしいのは、あなたが「ちょっと物足りないな」と思って音量を少し上げたときに、耳が敏感な帯域だけが先にしんどくなるケースがあるからです。特にボーカルが刺さる、ハイハットが痛い、みたいな状態は、音量の上げすぎだけじゃなく、帯域バランスの問題も混ざります。だから私は「安全の話はdBA寄りで考えつつ、体感の疲れもちゃんと拾う」スタンスが好きです。
もう一つ大事なのが、デシベルは対数の世界だということ。3dB上がるだけでエネルギーは約2倍と言われます。人間の感覚だと「ちょっと上がった」くらいなのに、耳への負荷は結構増えてる。ここが“罠”です。なので、音量調整は「上げる前に環境を整える(騒音を下げる)」という発想が効いてきます。
ざっくり覚え方
dBは物理の尺度、dBAは「耳の感じ方に近づけた尺度」。安全の話はdBA基準で語られることが多いです。
80dBの許容時間の目安
安全の話でよく出るのが、80dBを週40時間という目安です。ここから音が大きくなるほど、許容できる時間はどんどん短くなります。

さらに一般的な考え方として、3dB上がるごとにエネルギーが約2倍になるので、長時間のリスニングだと差が出やすいんですよね。感覚として「ちょい上げ」でも、耳には結構効くことがあります。
だからこそ60dBは、時間制限を気にしすぎなくていい“安全側の目標”として扱いやすいです。ただし、実際の環境やイヤホン性能で体感が変わるので、次の章の「どう設定するか」が大事になってきます。
ここ、数字の話が多くて混乱しがちなので、私なりに“使い方”で整理しますね。80dB週40時間という考え方は、要するに「1週間の合計で受ける音のエネルギーを管理しよう」ってことです。大きい音ほど、許容時間は短い。小さい音ほど、許容時間は長い。だから「毎日ちょっとだけ大きめで聴く」より、「静かな環境で控えめに聴く」を積み上げたほうが安心に寄ります。
そして重要なのが“騒音下での上げすぎ”です。電車内って、体感でもわかるくらい音が大きい。そこで音楽をはっきり聴こうとすると、気づかないうちに音量が80dBを超えていきます。しかも、あなたの感覚としては「ちゃんと聴こえるようにしただけ」なので、危険側に寄ってる自覚が薄い。ここが怖いところです。
客観的な目安として、世界的にも「80dBで週40時間」や「90dBだと安全時間が大幅に短くなる」というガイドが示されています。気になるあなたは、ここを一度“公式の文章”で見ておくと安心です。(出典:WHO「Deafness and hearing loss: Safe listening」)
私のおすすめ運用
- 静かな場所は60〜70dB寄りで満足度を作る
- 騒音下は音量アップよりANCや遮音を優先
- 耳鳴りや詰まり感が出たらその日は休む
注意
音量の安全性は個人差があります。違和感や耳鳴り、耳が詰まった感じが続く場合は、無理に聴き続けず、早めに医療機関など専門家へ相談してください。正確な基準や機能の仕様は各OS・メーカーの公式サイトをご確認ください。
イヤホン難聴の症状と原因
イヤホン難聴で怖いのは、「気づきにくいまま進む」ことです。初期は日常会話に困らないケースもあって、放置しがちなんですよね。
よくあるサイン
代表的には、耳鳴り(キーン)、耳が詰まった感じ、特定の高い音が聞き取りづらい、会話を聞き返す回数が増えた…みたいな変化です。「ちょっと疲れてるだけかな?」で済ませたくなるやつ。

原因は“音×時間×環境”の組み合わせ
大音量を長く浴びるほど、内耳はダメージを受けやすくなります。さらに厄介なのが、通勤電車や街中みたいな騒音下。周りがうるさいと音楽が聞きにくくて、無意識に音量を上げがちです。

ここで大事なのは、怖がらせることじゃなくて、「上げなくて済む環境を作る」こと。後半でノイズキャンセリングや設定のコツを具体的にやります。
もう少し現実的な話をすると、イヤホン難聴って「ある日突然、全部聞こえなくなる」より、“じわじわ”が多いです。特に若い人ほど、「今は普通に聞こえるから大丈夫」と思いがち。でも、騒音下での会話が聞き取りづらくなったり、テレビの音量を上げがちになったり、家族に「最近聞き返すよね?」と言われたり、そういうサインが先に出ます。ここ、気になりますよね。
あと、イヤホンって「音」だけじゃなく、装着のストレスも混ざります。カナル型で長時間密閉してると、外耳道が蒸れてかゆくなる、耳が痛くなる、圧迫感で気分が悪い。これは難聴そのものとは別軸ですが、結果として「快適に聴きたい→音量を上げる」に繋がることもあります。だから、“痛い・蒸れる・違和感”は我慢しないのが超大事です。イヤーピースのサイズや素材(フォーム系/シリコン系)を変えるだけで、遮音性が上がって音量を下げられることもあります。
そして怖いのが「耳鳴り」や「詰まり感」です。これは耳が疲れてるサインのことが多いので、出た日は音楽を止めて耳を休ませるのが基本。ここで無理すると、回復まで時間がかかったり、状態が長引いたりしやすいです。もちろん原因は耳以外(睡眠不足やストレス)もあり得るので断定はしませんが、少なくとも「大音量で追い込まない」のが安全側です。
ちなみにSnapGadget内だと、イヤホン周りのトラブル切り分け系の記事もよく読まれています。音量に違和感があるときは、左右バランスの問題が原因のこともあるので、気になる人は参考にどうぞ。
迷ったらこれ
耳鳴り・詰まり感・痛みが続くなら、音量の調整だけで粘らず、医療機関など専門家へ相談してください。自己判断での放置はおすすめしません。
60/60ルールで耳を守る
難しい管理が続かない人に強いのが、いわゆる60/60ルールです。考え方はシンプルで、音量と時間をざっくり制限するだけ。

60/60ルールの基本
- 音量は最大の60%くらいを目安にする
- 連続は60分まで、休憩を挟む
もちろん「60%=必ず安全」とは言い切れません。イヤホンの感度や機種で同じ%でも出る音が変わるからです。それでも、“上げすぎの事故”を減らす運用ルールとしてはかなり効きます。
私のおすすめは、休憩をガチで構えるんじゃなくて「トイレ行く」「飲み物買う」くらいのタイミングでイヤホンを外すこと。耳の回復は“静けさ”が助けになります。

このルールの良さって、理屈よりも「続く」ことなんですよ。耳の健康って、結局は積み重ねです。たまに爆音で聴いたとしても、毎日じゃなければリスクは下がるし、逆に毎日ちょっとずつ大きいのは効いてくる。だから私は、完璧を目指すより、“上げすぎない仕組み”を作るのが好きです。
具体的には、60/60ルールをこう運用するのがおすすめです。まず、スマホの音量をいつもの“ちょい下”に固定する。次に、曲が盛り上がるタイミングで音量を上げたくなったら、いったん止める。で、上げる代わりに「イヤーピースを押し込んで密閉を作る」「ANCをオンにする」「外の騒音から離れる」など、環境側をいじる。これで満足度が上がること、けっこうあります。
もう一つ、耳の休憩は「静寂」が効きます。休憩中にYouTubeをスピーカーで流し続けるより、無音に近い時間があるほうが回復しやすい。なので、休憩は10分でもいいんです。短くても、耳にとっては意味があります。
私の“ゆる運用”
- 60分聴いたら、次の移動は片耳だけ外す
- 家に着いたら10分は無音で過ごす
- 音量を上げたくなったらANCを先に試す

イヤホンで60dBにするにはどのくらい?
ここからは実践編です。結論から言うと、イヤホン60dBを「音量バー何%」で固定するのは難しいです。なので、OSの機能や環境づくりで“安全寄りに寄せる”のが勝ち筋です。
音量は何%が目安になる
「音量は何%が目安?」は、めちゃくちゃ聞かれます。が、ここは正直に言うとイヤホン次第です。感度が高いイヤホンは小さな出力でも大きく鳴るし、逆に鳴らしにくいモデルだと同じ%でも小さく感じます。
それでも運用のコツはあります。
まずは“会話が成立する音”を基準にする
音楽を流したままでも、隣の人の声に気づけるくらい(環境にもよりますが)を出発点にすると、60dB寄りになりやすいです。静かな部屋なら、かなり低めでも成立します。
騒音下は「音量を上げる」より「騒音を下げる」
通勤電車みたいに周りがうるさい場所で、音量バーを上げて解決しようとすると危険側に寄りやすいです。後述のノイズキャンセリングや遮音性を使って、そもそもの騒音を下げるのが安全です。
大事なこと
音量%はあくまで目安で、機種やイヤホンで変わります。最終的な判断は専門家にご相談ください。正確な仕様・機能は公式サイトをご確認ください。
ここをさらに実践に落とすと、音量%で迷ったときは「あなたの生活シーン別」に決めるのがいちばん早いです。たとえば、家の中(静か)では音量30〜40%でも十分なことが多い。外(騒がしい)では同じ設定だと聞こえなくて、上げたくなる。でもここで上げると危険側に寄る。なら、外はANCや遮音を前提にする、という感じです。
あと、イヤホンの感度(Sensitivity)ってめちゃ重要です。高感度のイヤホンは、小さい入力でも大きい音が出ます。つまり、音量バーが低くても“実音圧”は大きくなり得る。反対に、低感度や高インピーダンス寄りのイヤホンは、同じ目盛りでも小さめに感じることがあります。なので、同じスマホでもイヤホンを変えたら「いつもの音量」が通用しないこと、あります。

音量を下げたいなら、まずは「隙間」を埋めることから。
実は、イヤーピースが耳に合っていないと低音が逃げてしまい、無意識に音量を上げてしまう原因になります。医療用シリコンを使った「吸い付くようなフィット感」に変えるだけで、小さな音量でも迫力が戻ってきますよ。
私がよくやるのは、最初に音量を下げてスタートして、1〜2段だけ上げて止めること。いきなりグイッと上げない。これだけで、上げすぎ事故が減ります。さらに、曲のジャンルでも音量が変わるので、プレイリストでバラバラな人は、イコライザで全体を揃えるのも手です。低音を少し抑えると、同じ体感でも音量を上げずに済むことがあるんですよ。
音量%の“決め方”テンプレ
- 家:会話が普通にできる小さめに固定
- 外:音量アップよりANC・遮音を優先
- 違和感:その日は下げる、休む
iPhoneでdB表示を確認
iPhoneは、対応イヤホンだとヘッドフォン音量(dB)を確認できるのが強いです。数字で把握できると、60dBの目標が一気に現実的になります。

チェックの考え方
表示されるdB値は、ざっくり「今の出力がどのくらいか」を掴むのに役立ちます。私は、日常のリスニングなら60〜70dBあたりに収まる運用を目指すと安心感が高いと感じています。
“上限を作る”のがいちばんラク
設定で大きな音を抑える(上限)を作っておくと、誤操作で爆音になる事故をかなり防げます。家族が触る端末や、寝落ちしがちな人にも相性がいいです。
寝るときにイヤホンを使う人は、音量の事故が起きやすいので注意。スリープタイマーや音量の考え方は、SnapGadget内で詳しくまとめています。
iPhoneで良いのは、数字が見えることで「気持ち」じゃなく「基準」で決めやすいところです。たとえば、同じ曲でも昼と夜で体感が違うこと、ありますよね。夜は静かだから小さめでも十分。昼は周囲がうるさくて上げたくなる。ここで、dB表示があると「今70dB超えてるな、じゃあ環境を変えよう」と判断しやすい。
私がよくやるのは、まず家の静かな環境で「自分の快適な60〜70dB」を探して、その感覚を“基準”にしておくことです。そうすると外で音量を上げたくなっても、「この感じだと上げすぎかも」と気づけるようになります。ここ、地味だけど効きます。
そして“上限を作る”のが本当にラク。誤タップや、音量ボタンがバッグの中で押される事故、地味にあるんですよ。上限があるだけで被害が減ります。特に寝落ちする人は、眠くなると音量調整の判断が雑になるので、上限は保険としておすすめです。
最後に注意点。dB表示は便利ですが、機種やイヤホンの対応状況で精度や表示が変わります。なので、数字は絶対値として盲信するより、「今日は高い/低い」みたいな相対の指標として使うのが安全です。最終的には、耳の違和感が出ない運用を優先してください。
iPhone運用のコツ
- 家で60〜70dBの“自分基準”を作る
- 外は音量よりANC・遮音で補う
- 上限設定で爆音事故を予防
Androidの音量制限を設定
Androidは機種が多い分、見え方も違うんですが、最近は音量の警告や制限が入りやすくなっています。ここは「面倒だけど、設定しとくと勝ち」ポイントです。

やりたいことは2つ
- 音量を上げすぎたときに警告が出るようにする
- 必要なら上限(リミット)をかける
加えて、Bluetoothイヤホンだとスマホ側とイヤホン側の音量が連動して、思ったより上がることがあります。もし「同じ目盛りなのに今日はやけにデカい」みたいな違和感があるなら、接続設定や音量連動の挙動も疑ってOKです。
トラブル時の切り分け
イヤホン側だけ/スマホ側だけで音量が変なときは、再接続やペアリングのやり直しで直ることもあります。機種ごとに手順が違うので、公式手順も合わせて確認してください。
Androidは“正解が1つじゃない”のが難しいところですよね。でも逆に言うと、やることを絞れば迷いません。私が意識しているのは、「警告が出る状態にして、いつもの上限を決める」この2点です。
警告は、いわばブレーキです。自分の意思だけで音量を管理しようとすると、疲れてる日やテンション上がってる日ほど雑になって、上げがちになります。だから、仕組みで止める。これが勝ち筋です。
もう一つが、Bluetoothの音量連動。スマホの音量とイヤホンの音量が連動していると、スマホ側の目盛りを下げても、イヤホン側の音量が上がっているせいで「思ったより大きい」ことが起こります。これ、地味にストレスです。そういうときは、一度接続を切ってやり直すだけで落ち着くこともありますし、メーカーによっては音量ステップを細かくできるアプリが用意されていることもあります。
あと、Androidは機種によって「音量の段階(ステップ)」が荒い場合があります。1段上げただけで急に大きくなる、みたいなやつ。そうなると、60dB近辺を狙うのが難しい。なので、可能ならステップを細かくできる設定やアプリがあるか確認してみてください(無理に入れなくてOKです)。できない場合は、イヤホン側で音量調整できるモデルを使うと、微調整がラクになります。
ここだけは守ってほしい
警告や上限設定の場所は機種・OSバージョンで異なります。正確な操作はメーカー公式の案内をご確認ください。耳の違和感が続く場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ノイズキャンセリングで調整
イヤホンの難聴対策で、私がいちばん効くと思ってるのがノイズキャンセリング(ANC)です。理由はシンプルで、周りの騒音が下がる=音量を上げなくて済むから。

通勤・通学で音量が上がる人ほど相性がいい
電車やバス、街中は、どうしても音楽が埋もれます。そこで音量を上げるより、ANCで“騒音を下げる”ほうが安全側に寄ります。結果として、60dB付近の控えめ設定でも満足しやすくなります。
騒音を「消す」ことが、一番の難聴対策です。
地下鉄のゴーッという音も、強力なANCがあればスッと消えます。音量を上げずに音楽に没頭できる感覚、一度味わうともう戻れません。「耳への負担を減らす投資」として、今選ばれているモデルがこちら。
違和感がある人は無理しない
ANCは人によって圧迫感が出ることがあります。その場合は、外音取り込みや弱め設定にする、イヤーピースで遮音性を上げるなど、別ルートで調整するのがおすすめです。
イヤホン選びの視点が欲しい人は、店頭で買えるモデルの選び方も参考になります。過度な宣伝はしませんが、「最低限ここ見とくと失敗しにくい」系はまとめています。
ANCの本質は、“聞こえ方の土台”を作ることです。音って、音楽そのものの大きさだけじゃなくて、周囲の騒音とのバランスで聞こえ方が決まります。周りが80dBの世界だと、音楽を70dBで流しても埋もれます。だから上げる。上げるほど疲れる。これが悪循環。
ANCが効くと、この土台が変わります。周囲のゴーッという低いノイズが下がるだけで、同じ音量でもボーカルが前に出てくる。細かい音が見えてくる。結果として、音量を上げなくて済む。私はこれを、「音を上げるんじゃなく、騒音を下げる」って表現します。難聴予防としては、これがいちばん“健康的な贅沢”かなと思います。
ただし、ANCは万能じゃないです。圧迫感が出る人もいるし、風切り音が気になることもあります。そういうときは、弱め設定にしたり、外音取り込みと切り替えたり、そもそもパッシブ遮音(イヤーピースで物理的に遮る)を優先するのもアリです。カナル型は遮音性が高いので、ANCが弱くても音量を下げやすい傾向があります。
もう一つ大事なのが、安全面。外で歩きながらANC全開にすると、車や自転車の音に気づきにくくなります。だから、屋外では外音取り込みにする、片耳だけにする、周囲が危険そうな場所では止める。ここは“耳の健康”と同じくらい大事です。
ANCを難聴対策に使うコツ
- 外は音量アップよりANC優先
- 圧迫感があるなら弱め設定にする
- 屋外は外音取り込みで安全も確保
イヤホンで60dBはどのくらいが安全かまとめ
最後にまとめです。イヤホン60dBはどのくらいかというと、体感としては普通の会話レベルに近く、一般的には安全寄りの目標として扱いやすい音量です。
ただ、実際の安全性は「音量×時間×環境」で変わります。特に騒音下は無意識に音量を上げがちなので、音量を上げる前に、ノイズキャンセリングや遮音性で“周りを下げる”のがコツです。

今日からの結論
- 60dBは会話レベルの目安で安全寄り
- 音量%は機種差があるので固定しない
- iPhoneはdB表示、Androidは音量制限を活用
- 騒音下はANCで「上げない工夫」が最強
ここまで読んだあなたなら、もう「音量バー何%が正解?」だけで悩まなくて大丈夫です。結局のところ、イヤホン60dBはどのくらいかという問いの答えは、“会話が成立するぐらいの自然な音量を目標にして、騒音下では環境を整える”に集約されます。
私は、耳の健康は「節約」じゃなくて「投資」だと思ってます。将来も音楽を気持ちよく聴くために、今のうちから“上げすぎない仕組み”を作る。iPhoneならdB表示と上限、Androidなら警告と上限、そして外ではANC。これで、かなりの確率で安全側に寄せられます。
最後に、念のため。この記事は一般的な目安として整理しています。体調や聴覚の状態には個人差があるので、違和感が続く場合は無理せず、最終的な判断は専門家にご相談ください。各機能の正確な仕様は公式サイトをご確認ください。

