【結論】MacBook Airの充電器 何ワットが最強?

MacBook Airと充電器の選び方ガイド。SnapGadgetによる解説。

こんにちは。SnapGadget、運営者のすながじぇです。

MacBook Airの充電器のワット数って、地味だけどめちゃくちゃ悩みますよね。何ワットが正解なのか、30Wと35Wの違い、45Wや60Wにしたら速いのか、65W・67W・70Wで急速充電できるのか、96Wや100W、140Wはオーバースペックじゃないのか……ここ、気になりますよね。

30W、45W、65W、100Wなど多様な充電器のワット数と規格(GaN, PD)の比較イメージ。

さらに、USB-PDの相性、GaN充電器の発熱と安全性、MagSafe 3とUSB-Cのどっちがいいか、5AケーブルやE-Markerの必要性、同時充電したときの電力分配、iPhoneの充電器で代用できるか、充電できない・遅いときの原因まで、検索すると情報がバラけがちです。

この記事では、MacBook Airの充電器のワット数を「あなたのモデル」と「あなたの使い方」で迷わないように、選び方の基準をサクッと作ります。数値はあくまで一般的な目安として、失敗しにくい落とし所を一緒に決めていきましょう。

ちなみに、充電の話って「充電器だけ買い替えればOK」じゃないことが多いです。ケーブルが60W止まりだったり、ハブを噛ませて実効ワット数が落ちてたり、そもそもバッテリーが熱くて充電が絞られてたり。そういう“あるある”まで含めて、読み終わったらあなたの環境がスッキリするように書きます。

この記事で分かること
  • あなたのMacBook Airに合うワット数の目安
  • 30W・35W・45W・70Wの違いと選び方
  • USB-PDとケーブル(5A/E-Marker)の注意点
  • 多ポート同時充電で損しないコツ
目次

MacBook Airの充電器 ワット数基準

まずは「何ワットを選べばいいか」を最短で決めます。ここでは、モデル差(M1/M2/M3など)と、ワット数による体感差が出るポイントを整理して、あなたが迷いやすいところを潰します。

スペックよりも「いつ、どこで、どう充電するか」という使い方を重視した選び方の図解。

何ワットが最適か

結論からいくと、MacBook Airの充電器のワット数は「普段の使い方」と「急いで充電したい頻度」で決めるのがいちばんラクです。ここ、つい「最大ワット数で選べば安心でしょ?」となりがちなんですが、実はあなたの生活リズムに合わせるほうが満足度が上がります。

まず最初に見るべきは「いつ充電するか」

夜に寝る前に挿して朝まで放置できるなら、30W〜45Wでも困らないことが多いです。逆に、外出前の30分で回復させたい、移動の合間にカフェで補給したい、みたいな人は67W〜70W帯の価値が跳ね上がります。ここ、気になりますよね。

体感差が出るのは0〜80%の区間

Macのバッテリーは、満充電に近づくほど充電がゆっくりになります。だから「70Wで一気に100%!」みたいなイメージは持たないほうがいいです。速さの違いが出やすいのは、ざっくり0〜50%、広めに見て0〜80%くらい。ここを短時間で戻したいかどうかが判断基準になります。

軽さ最優先、バランス重視、速度と拡張性の3つの基準を示す天秤のイラスト。

迷ったらこの3択でほぼ外しません。

  • 軽さ最優先:30W〜45W(持ち運びメイン、夜にゆっくり充電)
  • バランス:45W〜65W(外出先でも実用速度、同時充電も視野)
  • 最速と拡張:67W〜100W(短時間で回復、複数デバイス同時充電)

「充電が遅い」と感じる典型パターン

私が相談でよく見るのは、ワット数そのものよりも「環境のボトルネック」です。たとえば、USB-Cハブ経由で充電していてハブ側が電力を食っていたり、ケーブルが3A(60W)止まりで上限に当たっていたり。あるいは夏場に本体が熱くて、バッテリー保護で入力が絞られていたり。つまり、充電器を買い替える前に「どこで詰まってるか」を一回だけ整理すると、無駄買いが減ります。

ただし、安全性は充電器・ケーブルの品質に左右されます。最終的な判断は公式サイトの仕様や、メーカーの安全認証(PSEなど)を確認した上で行ってください。ワット数が合っていても、品質が怪しい製品は避けるのが無難です。

ここで大事なのは、MacBook AirはUSB-PDで賢く電力交渉するので、充電器側が高出力でも必要以上に吸い上げるわけじゃないという点です。だから「高ワット=即故障」みたいな心配は基本いらないです。むしろ「余裕のある充電器」は、同時充電や将来の買い替えに強い、というメリットもあります。

純正30Wと35Wデュアル

純正でよく出てくるのが30W35WデュアルUSB-C。ここ、選び方を間違えやすいです。というか、Apple純正って安心感が強いぶん「とりあえず純正でいいか」となりやすいんですが、実は用途で向き不向きがはっきりします。

荷物を減らしたい人向けの30W〜45W充電器。ベッドサイドでの夜間充電に適しているイメージ。

30Wは「単体運用で困らない」最低ライン

30Wは「最低限、ちゃんと充電できる」ライン。スリープ中の充電や、ライトな作業をしながらの充電なら十分な場面が多いです。逆に言うと、負荷が高い作業(Zoom+画面共有+ブラウザ大量、みたいなやつ)をやりながらだと、Macが使う電力が増えるので「増えない」「遅い」と感じやすいです。ここ、気になりますよね。

35Wデュアルは「荷物を減らす」ための純正

35Wデュアルは便利です。iPhoneやイヤホンを同時充電できるので、荷物を減らしたい人には刺さります。ホテルのコンセントが1口しかないときとか、35Wデュアルのありがたみが出ます。

ただし、製品の仕様によっては2台同時だとMacBook Air側のワット数が下がるので、「最速」目的なら注意が必要です。たとえばMacとiPhoneを同時に挿したら、Mac側が想定より抑えられて体感が落ちることがあります。これは壊れてるとかじゃなくて、単に設計上の分配です。

私は「出張でコンセントが少ない」タイプの人には、35Wデュアルみたいな同時充電の利便性を評価します。逆に「30分で回復させたい」人は、次の67W〜70W側に寄せた方が後悔しにくいです。

純正を選ぶときの“もったいない”ポイント

純正の弱点は、同じ出力帯でもサードパーティのGaNよりサイズが大きくなりやすいこと。もちろん安心感は大きいんですが、持ち歩くほど「もう少し小さくしたいな…」となりがちです。純正で行くなら、あなたが何を優先するか(安心、同時充電、持ち運び)を決めたうえで選ぶと、満足度が高いです。

とにかく荷物を減らしたい人へ(30Wクラス最適解)
純正より圧倒的に小さく、プラグも折りたためるのでポーチの隙間に入ります。


M1は45W〜60Wが目安

M1のMacBook Airは、体感的に45Wあたりが気持ちいいです。純正30Wでも運用はできますが、45W〜60Wクラスに上げると「減りがちな場面で支えになる」感じが出ます。ここは、数字の話というよりストレスの減り方がポイントです。

カフェ作業やM1モデルに最適な45W〜65W充電器。持ち運びと安心感のバランスが良い。

M1で45Wが“効く”シーン

たとえば、ブラウザでタブを多めに開きつつ、ZoomやTeamsで会議、さらに外部ディスプレイ出力…みたいな場面。M1は効率がいいとはいえ、やることが増えると消費電力も増えます。30Wだと「充電してるのに増えない」ことが起きやすく、45Wに上げると「作業しながらでもちゃんと増える」方向に寄ります。

60Wにする価値は「余裕」と「周辺機器」

60Wまで上げると、余裕がさらに増えます。ただ、M1の性格上、70W以上にしても劇的な変化は起きにくいことが多いです。だから私は、持ち運び重視なら45Wの小型GaNで「軽いのに安心」を作るのが好きです。自宅でハブや外部SSDを常時つなぐなら、60W寄りにしておくと気持ちがラクです。

数字はあくまで一般的な目安です。周辺機器(ハブ、外部SSD、外部ディスプレイ)を多用すると消費電力が上がるので、あなたの使い方によっては60W寄りが安心なこともあります。

M1ユーザーがやりがちな失敗

「安いから」とスマホ用の低出力充電器を常用してしまうこと。スリープ時にゆっくり充電する用途なら成立することもありますが、使用中は消費電力が上回って“持ち出し”になりやすいです。結果として、バッテリーが減ったり増えたりを繰り返して、心理的に落ち着かないんですよね。M1は45W〜60Wで安定させておくと、日常の快適さが上がりやすいです。

M1ユーザーの鉄板バランス(45W〜65W)
「卵サイズ」なのにPCもスマホもいける。これ1つあれば出張も旅行も困りません。


M2/M3は67W〜70W急速充電

M2以降のMacBook Airは「短時間で回復させたい」ニーズが強いなら、67W〜70Wを軸に考えるのがわかりやすいです。いわゆる急速充電のうまみが出やすい帯ですね。ここは私も、出先での回復力が変わるので好きなゾーンです。

M2/M3 MacBook Airの急速充電に対応した67W〜100W充電器。空港などで短時間回復させるイメージ。

急速充電が効くのは「短時間での回復」

よくあるのが「空港で30分」「カフェで40分」「次の会議まで20分」。このときに30Wだと回復量が物足りなくて、67W〜70Wだと“次の行動が楽になる”くらい戻せることがあります。なので、外で使う人ほど価値が高いです。

また、最近はApple純正のアダプタも「67W」から「70W」へと切り替わっています。これから購入するなら、旧モデルの67Wではなく70Wクラスを基準にすると、スペック的な見劣りもなく長く使えます。

ただ、ここでよくある誤解がひとつ。充電はずっと最大出力で走り続けるわけではなく、残量が増えてくると電力が落ちていきます。だから「70Wを買えば常に爆速」ではなく、0〜50%くらいの回復スピードが主な差だと思っておくと納得しやすいです。

必要条件は「電源」と「ケーブル」

M2/M3で急速充電を狙うなら、ケーブル要件が絡むので、後半の「5Aケーブル」のパートは必ず読んでください。ここを落とすと、いい充電器を買っても速度が出ません。とくにUSB-Cで運用する場合は「100W対応」「5A対応」といった表記を確認するのがコツです。

なお、AppleはMacBook Air(2022以降)での高速充電について、対応する電源アダプタとケーブルの組み合わせを案内しています。60Wや65Wの充電器では「急速充電」の公式要件(30分で50%)にわずかに届かない場合があるので、条件をきっちり合わせたい人は、一次情報を一回見ておくと安心です。(出典:Appleサポート「Fast charge your MacBook Air or MacBook Pro」)

急速充電は便利ですが、環境によっては本体温度が上がりやすいです。真夏の直射日光下や、布団の上など放熱が弱い場所では、保護のために入力が抑えられて「思ったより速くない」ことがあります。これは異常ではなく、安全のための挙動です。

30分で50%回復させるなら(急速充電セット)
サイズは少し大きくなりますが、スキマ時間の充電で「バッテリー切れ」の恐怖から解放されます。


USB-PDで安全に給電

MacBook Airの充電はUSB-PD(Power Delivery)が土台です。これがあるおかげで、充電器とMacが「今はこの電圧と電流でいこう」と通信して、必要な分だけ受け取ります。ここが分かると、「100Wや140Wって危なくない?」の不安がかなり減ります。

USB-PDがデバイスと対話して適切な電力を供給する仕組みの図解。「高出力=危険」ではないことの説明。

USB-PDは“会話してから”電気を流す

USB-PDは、ただ電気を流すだけじゃなく、接続した瞬間に充電器側が「出せる候補」を提示して、Mac側が「じゃあ今はこれで」と選ぶイメージです。だから、対応機器同士なら過電圧・過電流を起こしにくい仕組みになっています。

「高出力=危険」より「品質と規格」が重要

つまり、100Wや140Wの充電器を繋いだとしても、MacBook Air側が必要な分以上を無理やり吸い上げる設計ではありません。だから「高ワット=即アウト」というより、品質の良い製品を選ぶ方が大事です。PSEなどの表記、安全機能(過熱保護・過電流保護)を明記しているか、実績があるメーカーか。このあたりを見ると失敗しにくいです。

安心の考え方

USB-PD対応、PSEなどの安全基準、過熱保護(温度監視)を明記しているメーカーを選ぶと失敗しにくいです。加えて、ケーブルも5A対応などの仕様を合わせると、速度と安全性の両方が整いやすいです。

低出力のほうが“安全”とは限らない

たまに「低出力なら安心でしょ」と思われるんですが、使用中の消費電力に対して供給が足りないと、充電器側がずっと限界運転になりやすいです。結果として、充電器が熱くなったり、寿命が縮んだりすることもあります。もちろん全部がそうではないですが、私の感覚としては「必要量より少し余裕のある電源」を選ぶほうが運用は安定しやすいです。

100W・140W充電器はOK

「100Wや140Wはオーバースペック?」という質問、めちゃくちゃ多いです。答えは、使い方次第でアリです。MacBook Air単体だけを見れば、受け入れ側の都合で頭打ちがあるので、最大出力がそのまま速度になるわけではありません。でも、生活全体で見ると便利な人が多いんですよね。

価値が出るのは「同時充電」と「将来性」

100W〜140Wの強みは、複数デバイス同時充電でもワット数が落ちにくいこと。MacBook Air+iPhone+iPadみたいな構成だと、65W帯より快適になるケースが普通にあります。とくに、2ポートや3ポートで同時に挿す人は、合計出力が大きいほど“Mac側が削られにくい”ので、体感差が出ます。

「大は小を兼ねる」が成立しやすい理由

USB-PDは基本的に必要な分だけ引っ張るので、高出力の充電器を挿しても、MacBook Airが必要以上に吸い込むわけではありません。つまり、同じ充電器でiPadも、将来のMacBook Proも、というように“道具として長く使える”可能性があります。私は、ガジェットは買い替えより運用で元を取る派なので、ここは結構評価します。

一方で、出力が高いほど本体サイズや発熱が増える傾向はあります。安全のため、布団の中や直射日光の場所など、放熱を邪魔する環境での使用は避けてください。熱いと感じたら、コンセント周りの通気を確保してあげるのがコツです。

オーバースペックになりやすい人

逆に、MacBook Airしか充電しない、同時充電もしない、家で一晩充電できる、という人は100W以上の恩恵が薄いかもです。その場合は45W〜70W帯の小型GaNに投資したほうが、軽さと実用性のバランスが良くなります。「強いのを買えば正解」じゃなくて、あなたの使い方の正解を選ぶのがいちばんです。

MacBook Airの充電器 ワット数で失敗回避

ワット数だけ合っていても、実は失敗します。ここでは「GaN」「ケーブル」「同時充電の配分」「MagSafe 3 vs USB-C」みたいな、買った後に後悔しがちなポイントをまとめて回避します。

GaN充電器おすすめと選び方

最近の主役はGaN(窒化ガリウム)充電器。小型で高出力にできるので、MacBook Airとの相性がかなり良いです。私も正直、持ち歩き用途はGaNが前提になりました。カバンの中でかさばらないのが、地味にストレス減ります。

GaNのメリットは「小型化」と「効率」

GaNは効率が高くて発熱を抑えやすいと言われますが、誤解しやすい点もあります。小さく作れるぶん、放熱面積が減って“表面温度は高く感じる”こともあります。つまり「熱い=危険」とは限らないけど、「熱い=雑に扱っていい」でもない、という感じです。

選び方の順番は「ワット数 → ポート数 → 分配」

選び方はシンプルで、まずは必要ワット数を決めて、次にポート数を決めます。私はこの順番をおすすめします。いきなり「100Wで3ポート!」みたいに選ぶと、同時充電で配分が微妙だったり、思ったより大きかったりします。とくに多ポートは、分配仕様が“使い勝手そのもの”を決めます。

私のおすすめの考え方

  • MacBook Airだけ:45W〜70Wの単ポート or 2ポート
  • スマホも一緒:65W〜100Wで2〜3ポート
  • タブレットも一緒:100Wクラス以上で分配の自由度重視

発熱が不安なら「置き方」を変える

GaN充電器は小型なので、壁コンセントで宙ぶらりんになりやすいです。これ、プラグへの負担にもなるし、熱がこもりやすいこともあります。延長タップで置きやすい位置にして、周りに空間を作るだけで温度感がマイルドになることもあるので、意外と侮れません。

メーカーで迷うなら、SnapGadget内でもAnkerとCIOの違いを「発熱・故障リスク・保証」まで含めて整理しています。気になる人は参考にどうぞ。

AnkerとCIOどっち?選び方を徹底比較

MagSafe 3とUSB-Cの違い

M2以降のMacBook AirはMagSafe 3が復活してます。これ、便利さだけじゃなくて、地味にメリットが強いです。私は外で作業することが多いので、MagSafeの“保険感”は結構評価してます。

MagSafe 3のマグネットによる安全性と、USB-Cの汎用性を比較した画像。

MagSafe 3の強みは「事故に強い」

  • 安全:引っ掛けたら磁石で外れて、本体やポートを守りやすい
  • ポート節約:USB-C(Thunderbolt)2ポートを周辺機器に回せる
  • 視認性:LEDで充電中/完了がわかりやすい

特にカフェや共有スペースって、足が引っ掛かりやすいんですよね。USB-C直挿しだと、最悪ポートにストレスがかかります。MagSafeは外れる設計なので、精神衛生がかなり違います。

MagSafe 3はサードパーティ製GaNでも使える

これ、意外と聞かれるんですが、MagSafe 3ケーブルのコンセントに挿す側はUSB-Cになっています。つまり、AnkerやCIOなどの汎用的なGaN充電器にも、MagSafeケーブルはそのまま挿して使えます。「純正アダプタじゃないとMagSafeは使えない」わけではないので、手持ちのGaN充電器+MagSafeケーブルの組み合わせで運用するのが最強のバランスかもしれません。

USB-Cの強みは「汎用性」と「運用の自由」

一方、USB-C充電は汎用性が強いです。モバイルバッテリーやハブ経由の充電など、柔軟に回したい人はUSB-Cの方が運用しやすい場面もあります。出張で「あるもので何とかする」みたいな状況だと、USB-C運用が強いです。

私は「持ち運びと事故防止」ならMagSafe 3寄り、「構成の自由度」ならUSB-C寄り、って考えています。どっちが正しいというより、あなたの使い方次第ですね。

どっちを選ぶべきか迷ったら

もし「毎日持ち歩く」「電源周りがゴチャつきがち」ならMagSafe 3を軸にするのがラクです。逆に「ハブやモバイルバッテリーでまとめたい」「ケーブルを共通化したい」ならUSB-Cを軸にするとスッキリします。どちらでも充電はできますが、運用のストレスが変わるので、あなたの生活の“面倒くささ”を減らす方向で選ぶのが正解かなと思います。

5A100Wケーブルと3A60W

ここ、落とし穴です。充電器のワット数だけ上げても、ケーブルが3A(最大60W)だと、上限に引っかかって速度が出ないことがあります。見た目がほぼ同じなので、いちばんやられやすいポイントかもです。

60Wの壁を超えるための5Aケーブル(E-Marker搭載)と通常の3Aケーブルの違いを示した図。

60Wの壁を超えるには「5A対応」が鍵

特にM2/M3で67W〜70Wの急速充電を狙うなら、5A対応(100W対応)のUSB-Cケーブルを選ぶのが安心です。5AケーブルにはE-Markerが入っていることが多く、機器側が「このケーブルなら大電流OK」と判断できます。つまり、充電器が強くてもケーブルが弱いと“安全のために”抑えられる、ということです。

逆に言えば、「65Wの充電器」に「普通の3Aケーブル」を使うと、60Wまでしか出ない(5W損する)ということです。ここ、地味に盲点なので注意してください。

表記で見るならこの3つ

購入前チェックはこのへんを見ると失敗しにくいです。

  • 100W対応(または240W対応でもOK)
  • 5A対応の明記
  • E-Marker搭載の記載(あると安心)

見た目が同じでも中身が違うのがUSB-Cケーブルの怖いところです。購入前に「100W対応」「5A対応」「E-Marker」などの表記を確認してください。最終的な判断はメーカー公式の仕様確認が確実です。

長いケーブルは“便利だけど損しやすい”

デスク環境で長いケーブルを使う人も多いですが、長いほど電圧降下や発熱の要因になりやすいです。全部がダメという話じゃないです。ただ、安い長尺ケーブルは当たり外れが大きいので、急速充電を狙うなら1m〜2m程度の品質が良いもののほうが安定しやすいです。地味だけど、ここで“速度が出ない沼”にハマる人が多いです。

「充電が遅い原因」を作りたくないならコレ
柔らかくて絡まない上に100W対応。充電器を新調するなら、ケーブルもこのクラスに合わせておくと後悔しません。


ケーブルや電圧の話をもう少し深掘りしたい人は、SnapGadget内の解説も役立つと思います。

モバイルバッテリーの電圧とは?急速充電の仕組み

同時充電の電力分配ルール

「65W 2ポート」みたいな充電器は便利ですが、同時充電すると電力分配が発生します。ここを理解してないと、MacBook Airが急に遅く感じます。体感的には「昨日まで速かったのに今日遅い」みたいな違和感が出やすいです。

65W充電器で複数台充電した際に、Macへの給電が45Wに下がる電力分配の図解。

分配は“合計”じゃなく“割り当て”で決まる

例として、65Wクラスだと「MacBook Airに45W、スマホに20W」のような配分になることが多いです。この場合、MacBook Airが67W〜70W帯の急速充電を狙っていても、そもそも45Wしか来ないので、体感が落ちます。ここ、気になりますよね。

また、多ポート充電器は、2台目を抜き差しした瞬間に電力配分を計算し直すため、一瞬充電が止まる(瞬断する)ことがあります。Macの画面が一瞬暗くなったりポンと音が鳴ったりするのは、この再配分による仕様であるケースが多いので、故障と間違わないようにしましょう。

同時充電で速度を落としたくないなら、合計出力に余裕がある100Wクラスを選ぶのが素直です。MacBook Air+スマホ+タブレットを同時に回す人ほど、ここで差が出ます。

「ポートの挿す場所」で結果が変わることもある

これも地味に重要なんですが、製品によってはUSB-Cのポートごとに優先度が違ったり、単ポート使用時の最大出力が違ったりします。つまり「C1に挿したら65W、C2に挿したら45W」みたいな世界が普通にあります。買った後に困らないためには、仕様表を見て「単ポート最大」と「2ポート同時」の両方をチェックするのがコツです。

ハブやモニター経由は“さらに目減り”しやすい

ハブやモニターの給電(PD)を使う人は、ハブ側が電力を消費する分だけMacに届くワット数が減ります。ここで「ギリギリの充電器」を使っていると、Mac側が足りなくて遅くなったり、場合によってはバッテリーが増えなかったりします。なので、ハブ経由が前提なら、Macが欲しいワット数にプラスして“余裕”を見ておくのが安全です。

分配ルールは製品ごとに違います。ポートの組み合わせ(USB-C1のみ、C1+C2、C1+Aなど)で変わることも多いので、買う前に仕様表をチェックするのが安全です。最終的な判断はメーカー公式情報を優先してください。

MacBook Airの充電器 ワット数まとめ

最後に、MacBook Airの充電器のワット数選びを一言でまとめます。ここまで読んだあなたなら、「結局どれ買えばいい?」にもう答えが出てるはずです。あとは、自分の使い方に当てはめて、スッと決めましょう。

迷わない結論は「優先順位」を決めること

ワット数は正解が一つじゃないです。だから、あなたの優先順位(軽さ、速さ、同時充電、将来性)を決めるのが最短ルート。私はよく「外で使うなら速さ」「家中心なら軽さ」「複数台なら合計出力」って整理します。シンプルだけど、これで失敗が激減します。

軽さ、バランス、速度の各タイプに最適なワット数をまとめた一覧表。

迷わない結論(目安)

あなたのタイプおすすめワット数ポイント
軽さ最優先30W〜45W夜にゆっくり充電、荷物を減らす
バランス重視45W〜65W外出先でも実用速度、余裕が出る
短時間で回復したい67W〜70WM2/M3の急速充電を狙うなら
複数台を同時に回す100W〜140W電力分配でMacが遅くなりにくい

最後に:数値は目安、公式確認は必須

繰り返しですが、数値はあくまで一般的な目安です。あなたのMacBook Airのモデル、バッテリー状態、室温、接続する周辺機器、充電器とケーブルの品質で結果は変わります。だからこそ、スペック表を見て「単ポート最大」「同時使用時」「ケーブル要件」を確認しておくのが、いちばん確実です。

購入前・運用前には、Apple公式の仕様や、充電器メーカーのスペック表・安全認証を必ず確認してください。最終的な判断はご自身の責任で行い、心配がある場合は専門家やメーカーサポートへの相談もおすすめです。

モバイルバッテリー運用まで含めて充電環境を固めたい人は、出力帯(45W〜65W)とケーブルの考え方をまとめた記事も参考になります。

安全な日本製モバイルバッテリーの選び方ガイド

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