記事更新日:2026年9月8日
SDカード 64GBに保存できる写真 枚数は、一体どのくらいなのでしょうか。新しいカードの購入を検討する際、多くの方がこの疑問に直面します。64GBで保存できる写真の目安を知ることは、失敗や後悔のないカード選びの第一歩です。
64GBのSDカードに保存できる写真枚数は、1枚10MBなら約6,000枚、30MBなら約2,000枚、50MBなら約1,200枚がひとつの目安です。
ただし、JPEG・HEIF・RAWといったファイル形式やカメラの画質設定によって1枚あたりの容量は大きく変わります。例えばSONY α6700の公式値では、64GBカードでJPEG Standard約7,700枚、JPEG Fine約5,400枚、RAW約1,600枚です。最終的には、使用するカメラの記録可能枚数表示やメーカー公式値を確認するのが確実です。
しかし、単純に「約〇枚です」とは言えません。なぜなら、JPEGとRAWで保存枚数はどう変わるのか、一眼レフとスマホでの容量の違いはあるのか、といった多くの要因が関係するからです。旅行写真を保存するなら64GBで足りるのか、あるいは子供の運動会やイベント撮影に必要な容量はどれくらいか、具体的なシーンを想定すると悩みはさらに深まります。
また、高画質設定での保存枚数を確認し、動画を撮影した場合の保存枚数の目安も知っておく必要があります。長期旅行や出張におすすめの容量を見極め、写真データを管理するための工夫を学ぶことも大切です。
この記事では、これらの疑問にすべてお答えします。64GB SDカードを選ぶときの注意点を含め、あなたの撮影スタイルに最適な一枚を見つけるための知識を網羅的に解説していきます。
- 画質設定やファイル形式による保存枚数の違い
- カメラ(一眼レフ・スマホ)別の最適な使い方
- 旅行やイベントなど用途に合わせた容量の判断基準
- 動画撮影時に知っておくべき容量と速度の関係
SDカード64GBの写真枚数の基本と変動要因
このセクションでは、64GBのSDカードに保存できる写真枚数の基本について、枚数を左右するさまざまな要因とあわせて解説します。
- 64GBで保存できる写真の目安
- 高画質設定での保存枚数を確認
- JPEGとRAWで保存枚数はどう変わる?
- 一眼レフとスマホでの容量の違い
- 動画を撮影した場合の保存枚数の目安
64GBで保存できる写真の目安

64GBのSDカードに保存できる写真の枚数は、カメラの画素数や設定によって大きく変動します。一概に何枚と断言することは難しいものの、一般的な目安を把握しておくことはカード選びにおいて大変役立ちます。
特に重要なのは、画素数だけで判断するのではなく、実際に保存される1枚あたりのファイルサイズを見ることです。JPEGの圧縮率やRAWの種類によって、同じ画素数でもファイルサイズは大きく変わります。
| 1枚あたりのファイルサイズ | 64GBで保存できる写真枚数の目安 |
| 約5MB | 約12,000枚 |
| 約10MB | 約6,000枚 |
| 約15MB | 約4,000枚 |
| 約30MB | 約2,000枚 |
| 約50MB | 約1,200枚 |
例えば、撮影した写真が平均10MBなら約6,000枚、30MBのRAWなら約2,000枚、50MB程度の大きなRAWなら約1,200枚というイメージです。この計算方法なら、カメラの画素数だけに頼るよりも、自分の撮影環境に近い保存枚数を判断できます。
SONY α6700では64GBに何枚保存できる?
実際のカメラを例にすると、さらにイメージしやすくなります。SONY α6700の公式ヘルプガイドでは、アスペクト比3:2、JPEG/HEIF画像サイズL:26M、カメラでフォーマットした64GBのSDカードを使用した場合の記録可能枚数が公表されています。
| α6700の記録形式 | 64GBの記録可能枚数 |
| JPEG Standard | 約7,700枚 |
| JPEG Fine | 約5,400枚 |
| JPEG Extra fine | 約2,900枚 |
| HEIF Fine | 約8,600枚 |
| RAW | 約1,600枚 |
| RAW(ロスレス圧縮) | 約1,500枚 |
| RAW+JPEG | 約1,200枚 |
このように、同じ26MPのカメラ・同じ64GBカードでも、JPEG Standardなら約7,700枚、RAW+JPEGでは約1,200枚まで差が出ます。「64GBだから何枚」と容量だけで決めるのではなく、普段使っている記録形式まで確認することが重要です。
高画質設定での保存枚数を確認

多くのデジタルカメラでは、JPEG形式で撮影する際に「ファイン(高画質)」「ノーマル(標準)」「ベーシック(低画質)」といった画質設定を選択できます。この設定の違いが、保存できる写真の枚数に直接影響を与えます。
これらの設定は、JPEG画像の「圧縮率」を変えるものです。「ファイン」のような高画質設定は、圧縮率を低く抑えることで、写真のディテールや色の情報をより多く保持します。その結果、画質は向上しますが、1枚あたりのファイルサイズは大きくなり、SDカードに保存できる枚数は少なくなります。
一方で、「ベーシック」のような低画質設定は、圧縮率を高くしてファイルサイズを小さくします。保存枚数は増えますが、その分、細部の情報が失われ、画質が低下する可能性があります。
例えば、2400万画素のカメラで撮影した場合、高画質設定では1枚あたり10MBを超えることもありますが、標準設定なら5MB程度に収まることもあります。この差が積み重なることで、64GBのカード全体での保存枚数に数千枚単位の違いが生まれるのです。
撮影する目的を考え、最高の画質が求められる作品撮りでは「ファイン」を、日常のスナップや記録用途では「ノーマル」を選ぶなど、状況に応じて画質設定を使い分ける意識が、ストレージを有効に活用する鍵となります。
JPEGとRAWで保存枚数はどう変わる?

写真のファイル形式をJPEGにするかRAWにするかという選択は、保存枚数を決定づける最も大きな分岐点と言えます。これら2つの形式は、性質が根本的に異なります。
JPEG:汎用性の高い完成品
JPEGは、カメラ内でシャープネスや色の調整といった画像処理が行われた後、データが圧縮されて保存される形式です。圧縮によってファイルサイズが劇的に小さくなるため、多くの枚数を保存できます。また、特別なソフトなしでほとんどのデバイスで閲覧できる高い汎用性も魅力です。日常的なスナップや友人との共有に適しています。
RAW:編集を前提とした生データ
一方のRAWは、JPEGよりもカメラ内での画像処理を抑え、イメージセンサーから得た情報を多く保持した形式です。「デジタルのネガ」とも呼ばれ、撮影後に明るさや色合いを調整しやすいという大きなメリットがあります。その代わり、一般的にJPEGよりファイルサイズが大きく、保存できる枚数は少なくなります。
例えば、高画質JPEGが1枚約12MBなら64GBで約5,000枚、RAWが1枚約30MBなら約2,000枚がひとつの目安になります。ただし、RAWには圧縮・ロスレス圧縮・非圧縮など複数の形式があり、実際のファイルサイズはカメラによって異なります。
RAWでの撮影を選ぶ場合は、SDカードからPCへのデータ転送時間や、PC・外付けストレージに必要な保存容量も増えます。大量のRAWを現像する場合は、PCの処理性能やストレージ容量も含めて撮影後のワークフローを考えておくと安心です。
一眼レフとスマホでの容量の違い

使用する撮影機材がデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラなのか、それともスマートフォンなのかによって、64GBというSDカードの容量が持つ意味合いは大きく変わってきます。
デジタル一眼レフ・ミラーレスカメラの場合
これらのカメラは高画質を追求するために設計されており、高画素センサーを搭載し、RAW形式で撮影できる機種も多くあります。そのため、JPEGだけで撮影する場合よりもファイルサイズが大きくなる傾向があります。
例えばSONY α6700では、64GBカードにRAWで約1,600枚、ロスレス圧縮RAWで約1,500枚、RAW+JPEGでは約1,200枚が公式の目安です。JPEG Fineなら約5,400枚なので、同じカメラでも記録形式によって4倍前後の差が生まれます。
RAWを中心に撮影する場合でも、日帰りの撮影や1日限りのイベントなら64GBで足りるケースは多いでしょう。ただし、高速連写を多用したり、RAW+JPEGと4K動画を同じカードへ記録したりすると消費は一気に増えるため、重要な撮影では予備カードを用意しておくと安心です。
スマートフォンの場合
スマートフォンでは、「64GB」が端末本体のストレージを指す場合と、microSDカードなど外部ストレージの容量を指す場合があるため、カメラ用SDカードとは分けて考える必要があります。JPEGやHEIFなど比較的小さなファイルで撮影する場合、1枚あたり数MB程度なら64GB相当の空き容量で1万枚前後を保存できるケースもあります。
一方、高画質なRAW形式では必要容量が大きくなります。AppleのProRAWを例にすると、公式情報では12MPのProRAWが約25MB、48MPでは約75MBです。単純計算では64GB相当の空き容量に12MPなら約2,500枚、48MPなら約850枚となりますが、実際のスマートフォンではOSやアプリなどもストレージを使用するため、保存できる枚数はさらに少なくなります。
なお、このProRAWの例は「64GBという容量で写真ファイルをどの程度保存できるか」を比較するための参考です。SDカードへ直接記録するカメラでは、使用するカメラの公式な記録可能枚数を確認してください。

動画を撮影した場合の保存枚数の目安

SDカードは静止画だけでなく、動画の記録にも使われます。特に高解像度化が進む現代において、動画撮影がストレージ容量に与える影響は非常に大きくなっています。
フルHDと4Kのデータ量の違い
4KはフルHDより画素数が多いため高ビットレートで記録されるケースが多いものの、動画ファイルの容量は「4Kだから必ずフルHDの4倍」とは限りません。実際の記録容量を大きく左右するのは、解像度に加えてビットレート、フレームレート、コーデック、圧縮方式などです。
例えばKIOXIAが公表している64GBカードの目安では、フルHD・21Mbpsで約370分、4K・100Mbpsで約78分です。同じ4Kでも記録ビットレートを変えれば録画可能時間は大きく変わるため、動画では解像度だけでなく「何Mbpsで記録するか」まで確認しましょう。
ビットレートの重要性
もう一つ、動画のファイルサイズを左右するのが「ビットレート」です。これは1秒間の映像を記録するためにどれだけのデータ量を使うかを示す値(単位:Mbps)で、この数値が高いほど使用する容量も大きくなります。
SONY α6700の公式記録時間を例にすると、64GBのSDカードで100Mbps設定なら約1時間5分、150Mbpsなら約45分、200Mbpsなら約35分です。同じ64GBでも記録設定を変えるだけで、撮影できる時間には大きな差が出ます。
4K動画を撮る場合は、SDカードに記録できるかだけでなく、撮影後にiPhoneへどう移すかまで考えておくと安心です。 SONY αのようなミラーレスカメラでは、4K・高ビットレート・4:2:2 10bitなどの設定によって、無線転送や写真アプリ保存で詰まりやすくなることがあります。 撮影後の取り込みまで含めて整理したい方は、 SONY αの動画をiPhoneへ取り込む方法 もあわせて確認しておくと失敗しにくいです。
また、必要なSDカードの速度クラスは「4KならV30」と一律には決められません。速度クラスは一定の最低書き込み性能を示す規格なので、基本はカメラメーカーが指定するクラス以上を選びます。例えばα6700では、最大280MbpsのXAVC HS 4K/XAVC S 4KでSDXC V60以上、最大600MbpsのXAVC S-I 4KではSDXC V90以上が指定されています。高ビットレート動画を撮影する場合は、容量だけでなくカメラの対応メモリーカード表も必ず確認しましょう。


用途別で見るSDカード64GBの写真枚数の考え方
このセクションでは、旅行やイベントといった具体的な撮影シーンを想定し、それぞれの場合で64GBのSDカードが適しているかどうかを考察します。
- 旅行写真を保存するなら64GBで足りる?
- 子供の運動会やイベント撮影に必要な容量
- 長期旅行や出張におすすめの容量
- 32GB・64GB・128GBはどれを選ぶ?
- 64GB SDカードを選ぶときの注意点
- 写真データを管理するための工夫
- SDカード64GBの写真枚数についてまとめ
旅行写真を保存するなら64GBで足りる?

旅行の期間や撮影スタイルによって、64GBのSDカードで十分かどうかは変わってきます。
短期旅行(1泊2日~2泊3日)の場合
スマートフォンやコンパクトカメラでJPEGを中心に撮影するスタイルであれば、64GBは十分すぎる容量です。数千枚から1万枚以上の写真が保存できるため、容量を気にすることなく撮影を楽しめます。
一眼レフカメラでRAW撮影を主体とする場合でも、1日に数百枚程度の撮影であれば、2〜3日の旅行には十分対応できるでしょう。RAWで約2,000枚程度保存できる計算なので、よほど大量に撮影しない限りは容量不足の心配は少ないと考えられます。
長期旅行(1週間以上)の場合
JPEG撮影がメインであれば、1週間の旅行でも64GBで足りる可能性は高いです。ただし、動画も頻繁に撮影するとなると、容量が圧迫されることも考えられます。
一方で、RAW撮影を主体とする場合、1週間以上の旅行で64GB一枚だけというのは心もとないかもしれません。1日に300枚撮影すると、1週間で2,100枚に達し、カードの容量がいっぱいになってしまいます。このような場合は、旅行中にノートPCなどへデータをバックアップする手段を用意するか、予備のSDカードを複数枚携行する、あるいは128GB以上の大容量カードを選択するのが賢明な判断です。

子供の運動会やイベント撮影に必要な容量

子供の運動会や発表会など、失敗が許されない一度きりのイベント撮影では、容量の確保が特に大切になります。
このようなイベントでは、決定的な瞬間を逃さないために連写を多用したり、予想以上に多くの写真を撮影したりすることがよくあります。また、写真だけでなく、動画で記録を残したいという需要も高いでしょう。
結論から言うと、1日限りのイベントであれば、多くの場合64GBの容量で十分対応可能です。一眼レフカメラでRAW撮影を行ったとしても、約2,000枚の保存が可能ですから、1つのイベントでこれを超える枚数を撮影することは稀でしょう。JPEGであれば、さらに余裕が生まれます。
ただし、注意点もあります。それは、4K動画の撮影です。前述の通り、4K動画は非常にデータ容量が大きいため、もし長時間の撮影を予定している場合は、64GBでは容量不足に陥る可能性があります。例えば、高ビットレートの4K動画を1時間撮影するだけで、容量の大部分を消費してしまうことも考えられます。
イベント撮影に臨む際は、事前に写真の画質設定(RAWかJPEGか)と、撮影する動画の解像度(フルHDか4Kか)を明確にしておきましょう。もし4K動画をメインで撮影するなら、128GB以上のカードを用意しておくと、容量を気にせず撮影に集中できるため安心です。

長期旅行や出張におすすめの容量

1週間を超えるような長期の旅行や出張では、撮影したデータをどのように管理するかという視点がSDカード選びにおいて重要になります。
旅行先や出張先にノートPCを持参し、毎日ホテルでSDカードからデータをバックアップできる環境がある場合は、64GBのカードを複数枚ローテーションしながら使うという方法が有効です。これにより、万が一カード1枚が破損・紛失しても、被害を最小限に抑えることができます。データを移した後のカードはフォーマットして、また翌日の撮影に備えることができます。
しかし、PCなどへのバックアップ手段が全くない状況で長期滞在に臨む場合は、64GB一枚では容量が不足するリスクが非常に高いと言わざるを得ません。特に、風景や街並みをRAW形式でじっくり撮影するようなスタイルでは、数日で容量がいっぱいになることも十分に考えられます。
このようなバックアップ手段がない状況での長期滞在には、128GBや256GBといった大容量のSDカードをメインで使用することをおすすめします。容量に余裕があることで、撮りたいと思った瞬間を逃すことなく、ストレスフリーで撮影を続けられます。その上で、予備として64GBのカードを数枚持っていくと、さらに安心して撮影に臨めるでしょう。
32GB・64GB・128GBはどれを選ぶ?
64GBで足りるか迷っている場合は、32GB・64GB・128GBを「何枚保存できるか」で比較すると判断しやすくなります。実際に使用できる容量をそれぞれ約30GB・60GB・120GBとして概算すると、次のようになります。
| 1枚あたり | 32GB | 64GB | 128GB |
| 約10MB | 約3,000枚 | 約6,000枚 | 約12,000枚 |
| 約30MB | 約1,000枚 | 約2,000枚 | 約4,000枚 |
| 約50MB | 約600枚 | 約1,200枚 | 約2,400枚 |
JPEG中心の短期旅行や日常撮影なら64GBでも十分余裕があります。一方、RAW+JPEGを多用する人、4K動画も同じカードへ保存する人、旅行中にデータを移さない人は128GB以上を選ぶと容量を気にする場面が減ります。
逆に、容量を1枚に集中させたくない場合は、64GBを2枚用意して撮影日や用途ごとに分ける運用も選択肢です。容量だけでなく、バックアップのしやすさやカード紛失・故障時のリスクまで含めて選びましょう。
64GB SDカードを選ぶときの注意点

64GBという容量を確認してSDカードを選ぶ際、容量以外にも注意すべき点がいくつかあります。これらを見過ごすと、せっかくのカードが期待通りに性能を発揮できない可能性があります。
実際に使える容量(実効容量)
64GBのカードを購入しても、PCなどでは約59GB台に見えることがあります。カードメーカーが容量を10進数で「64GB=64,000,000,000バイト」と表すのに対し、2進数で換算すると約59.6GiBになるためです。さらにフォーマットやファイル管理用の領域も使用されるため、写真保存に64GBすべてを使えるわけではありません。故障ではないので安心してください。
書き込み速度
次に、そして最も重要なのが「書き込み速度」です。特に、一眼レフカメラでの高速連写や、4K動画の撮影では、カメラから送られてくる大量のデータを遅延なくカードに書き込める速度が求められます。
カードの速度は「UHSスピードクラス」や「ビデオスピードクラス」といった規格で示されています。ただし、4K動画だから必ずV30で十分というわけではありません。必要な速度クラスはカメラや記録方式によって異なるため、使用するカメラの取扱説明書や対応メモリーカード表に記載されたクラス以上を選ぶことが基本です。高ビットレートの4KやAll-Intra記録では、V60やV90が必要になる機種もあります。
信頼性
最後に、カード自体の信頼性も大切です。大切なデータを失わないためにも、極端に安価なノーブランド品は避け、国内外で実績のある有名メーカーの製品を選ぶことを強く推奨します。製品には保証期間が設けられているかも確認しておくと、万が一の際に安心です。
写真データを管理するための工夫

撮影枚数が増えるにつれて、SDカードの容量を確保し、大切なデータを守るための管理が重要になります。日頃からいくつかの工夫を実践することで、快適な写真ライフを送ることができます。
定期的なバックアップ
最も基本的な対策は、定期的にデータをバックアップすることです。撮影が終わったら、できるだけ早くPCや外付けハードディスク(HDD)、クラウドストレージなどにデータをコピーする習慣をつけましょう。これにより、SDカードの紛失や物理的な破損といった不測の事態からデータを守ることができます。バックアップが完了したら、SDカード内のデータを削除することで、次の撮影に備えることができます。
フォルダ分けによる整理
PCなどにバックアップする際は、撮影日やイベント名でフォルダを分けて整理するのがおすすめです。例えば、「2025-08-31_家族旅行」のように命名規則を決めておくと、後から写真を探しやすくなります。この一手間が、将来のデータ管理を格段に楽にします。
不要な写真の削除(セレクト作業)
撮影した全ての写真がベストショットとは限りません。ピントが合っていない写真や、同じような構図の写真を複数枚撮影した場合は、その中からベストな1枚を選び、他は削除する「セレクト作業」を行いましょう。この作業をこまめに行うことで、ストレージの空き容量を効率的に確保できます。
これらの工夫は、SDカードの容量を有効活用するだけでなく、写真という大切な思い出を長期的に保護するためにも不可欠な作業です。

SDカード64GBの写真枚数でよくある質問
SDカード64GBの写真枚数についてまとめ
この記事で解説してきた内容をまとめます。ご自身の使い方に最適なSDカードを選ぶための判断材料としてご活用ください。
- 64GB SDカードの保存枚数は画素数だけでなく1枚あたりのファイルサイズで大きく変わる
- 1枚10MBなら約6,000枚、30MBなら約2,000枚、50MBなら約1,200枚が目安
- SONY α6700の公式値では64GBでJPEG Standard約7,700枚、RAW約1,600枚
- JPEGやHEIFはRAWより保存枚数を増やしやすい
- RAW+JPEGの同時記録ではRAW単体より保存枚数が減る
- 高画質設定や低圧縮設定ほど1枚あたりの容量が大きくなる
- 短期旅行や1日イベントなら64GBで足りるケースが多い
- RAW中心の長期旅行や大量撮影では128GB以上も検討したい
- 動画の容量は解像度だけでなくビットレートや記録方式で大きく変わる
- 4K動画だから一律にV30で十分とは限らない
- 高ビットレート4KではV60やV90が必要になるカメラもある
- 64GBカードはPC上で59GB台に見える場合があるが通常は故障ではない
- 32GB・64GB・128GBは撮影形式と動画の有無で選ぶ
- 長期旅行では大容量カード1枚だけでなく複数カードとバックアップを組み合わせるのも有効
- 最終的な保存可能枚数はカメラ本体の表示やメーカー公式値を確認するのが確実

