α6700実機レビュー|欠点と後悔しない購入判断を徹底解説

SONY α6700実機レビューのアイキャッチ画像。実機のα6700とズームレンズをデスク上に配置し、欠点と後悔しない購入判断を解説

こんにちは。SnapGadget運営者のすながじぇです。

α6700を使っていて最初に感じたのは、「APS-Cだから小さい」という単純な話ではなく、このサイズなら本格的なカメラでも持ち出す回数を増やせるということでした。

私の場合、普段は高倍率ズームのSEL18135を付けっぱなしにしています。旅行やちょっとした外出でもレンズ交換をほとんど意識せず、写真から動画までそのまま撮れるので、気負わず持ち出せるカメラとしてかなり気に入っています。

そして、α6700で特に好きなのが操作性です。静止画・動画・S&Qの切り替えダイヤルを親指でサッと動かせるので、「写真を撮っていたけど、この場面は動画も残したい」というときの切り替えがとにかく速い。さらに、コンパクト系フルサイズのα7C IIと比べても、私の手にはα6700の深めのグリップのほうが持ちやすく感じます。

もちろん、欠点がないわけではありません。約236万ドットのファインダー、SDカード1スロット、4K 120p時の大きなクロップ、長時間の4K撮影で気になる発熱など、購入前に知っておきたい部分もしっかりあります。

α6700は「APS-Cだから妥協するカメラ」ではなく、小型軽量とAF・動画性能を優先してAPS-Cを選ぶ人に向いたカメラ、というのが実際に使っている私の評価です。

この記事で分かること
  • α6700を実際に使って感じたメリットと欠点
  • 約2600万画素やAF、動画性能など主要スペック
  • SEL18135との組み合わせが使いやすい理由
  • α6700を今買って後悔しにくい人の特徴
SONY α6700にズームレンズとレンズフードを装着し、前方左側から撮影した外観
普段使っている高倍率ズームを装着したα6700。小型ボディながらグリップはしっかりしています。
目次

α6700実機レビューの結論

まず、この記事で一番伝えたい購入判断から見ていきます。α6700は2023年に登場したモデルですが、2026年現在でもAPS-Cの上位機として十分魅力があります。

今でも買う価値は十分ある

α6700は、有効約2600万画素のAPS-C裏面照射型Exmor R CMOSセンサー、BIONZ XR、AIプロセッシングユニットを搭載したEマウントのミラーレスカメラです。

人物だけでなく、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機などを認識でき、静止画では最大759点の像面位相差AFに対応しています。連写もAF・AE追随で最高約11コマ/秒。

スペックだけ見ると数字が並びますが、普段使いで大きいのはカメラ側が被写体を認識して追い続けてくれる場面が多いことです。

人物や動物を撮るときはもちろん、旅行中に列車や飛行機を撮るような場面でも活用できます。「まずフォーカスポイントを合わせて……」という操作に意識を持っていかれにくいのは、実際の撮影ではかなり助かります。

α6700の魅力

小型軽量なボディに、約2600万画素、AI被写体認識、ボディ内5軸手ブレ補正、4K 120pまで詰め込まれています。写真専用機というより、写真と動画を1台でかなり本格的に楽しむカメラだと考えると分かりやすいでしょう。

2026年9月時点のソニーストアでは、α6700ボディが229,900円、高倍率ズームレンズキットが273,900円で販売されています。価格や販売条件は変わる可能性があるため、購入時はソニー公式のα6700販売ページで最新情報を確認してください。

決して安いAPS-C機ではありません。それでも、レンズを含むシステム全体を軽くしながら撮影性能にもこだわりたいなら、今でも候補から外す必要はないと思っています。

α6700本体の実売価格を確認してから、ボディ単体とレンズキットの価格差を比べてみると選びやすいです。


私ならこんな人にすすめる

私がα6700をすすめたいのは、フルサイズの画質だけを最優先する人ではありません。

旅行にカメラを持って行きたい。普段の散歩にも持ち出したい。写真だけでなく動画も撮りたい。被写体認識AFも欲しい。でも、大きなボディと大きなレンズを毎回持ち歩くのはしんどい。

こういう使い方なら、α6700はかなりハマります。

一方、仕事で絶対に撮影データを失えない人、高精細なEVFでじっくり撮影する人、長時間4K動画を止めずに撮り続けたい人なら、上位ボディや動画向けモデルまで含めて検討したほうがいいでしょう。

◆すながじぇのワンポイント

カメラは性能表だけで決めると意外と使わなくなります。私の場合、α6700は「今日はカメラを持って行くか」と考える前にバッグへ入れられるサイズなのが大きいです。結局、撮りたい日に持っていけるカメラが一番使えるんですよね。

α6700のスペックを確認

ここでは購入判断に関係するスペックを中心に見ていきます。数字を全部覚える必要はありませんが、α6700がどんな方向性のカメラなのかはよく分かります。

項目 α6700
型名 ILCE-6700
マウント ソニーEマウント
センサー APS-C Exmor R CMOS
有効画素数 静止画時 最大約2600万画素
AF測距点 静止画時 最大759点
被写体認識 人、動物、鳥、昆虫、車、列車、飛行機
連続撮影 最高約11コマ/秒
手ブレ補正 5軸・5.0段
EVF 約236万ドット
液晶 3.0型 約104万ドット・バリアングル
動画 最大4K 120p
カード SD UHS-I/II対応・1スロット
バッテリー NP-FZ100
重量 約493g
外形寸法 約122.0×69.0×75.1mm

約2600万画素は十分使いやすい

α6700の静止画有効画素数は最大約2600万画素です。

今では4000万画素、6000万画素クラスのカメラも珍しくありません。その数字と比べると2600万画素は控えめに見えるかもしれません。

でも、普段の写真撮影、ブログ掲載、SNS、大きすぎないプリントまで考えるなら、私は不満を感じません。むしろRAWデータを扱うときのファイル容量やパソコンへの負荷まで含めると、扱いやすい画素数だと感じます。

APS-Cなので、フルサイズより同じレンズの焦点距離を望遠寄りに使えるのもポイント。野鳥、飛行機、鉄道など、望遠撮影ではこの特徴を生かせます。

重量493gで持ち出しやすい

バッテリーとメモリーカードを含めた重量は約493g。幅約122mm、高さ約69mmという小さなボディです。

500gをわずかに切る程度なので数字だけなら劇的に軽いわけではありませんが、フルサイズ用の大口径レンズまで含めたシステムと比較すると、バッグ全体の重量をかなり抑えやすくなります。

SONY α6700を上から見下ろす角度で撮影し、レンズの側面と本体上部が見える様子
α6700とズームレンズを上から見たところ。APS-Cならシステム全体をコンパクトにまとめやすいです。

私がこのカメラを使う理由も、まさにここです。画質だけを考えるなら別のカメラを選ぶ場面もあります。でも、「今日は撮るか分からないけど、とりあえず持って行こう」ができる。

この気軽さはスペック表以上に価値があります。

使って分かった操作性

α6700は小型ボディですが、単純にボタンを削っただけのカメラではありません。実際に使うと、写真と動画を行き来する人をかなり意識した操作系だと感じます。

静止画と動画の切替が快適

私が特に気に入っているのが、静止画・動画・S&Qの切り替えダイヤルです。

写真を撮った直後に動画へ移りたいときでも、親指で一瞬。動画モードへ変更してからメニューを掘って設定を変えるような面倒さが少なく、撮影テンポを崩しません。

SONY α6700の右上操作部を中心に撮影し、シャッターボタン、ダイヤル、モードダイヤルが見える様子
α6700の右上操作部。写真と動画を行き来する撮影で使いやすいダイヤル配置です。

最近は写真も動画も撮るという人が増えています。私自身も同じで、「今日は写真撮影の日」「今日は動画撮影の日」と完全に分けることはあまりありません。

そう考えると、この切り替えの速さはα6700のかなり気に入っている部分です。

深いグリップが持ちやすい

コンパクトなカメラはグリップが浅くなりがちですが、α6700は指をしっかり掛けられます。

私はα7C IIも使いますが、純粋な握りやすさではα6700のほうが好みです。グリップ部分に高さだけでなく奥行きがあり、ズームレンズを付けても右手で支えやすいんですよね。

SONY α6700の背面右側を近くから撮影し、グリップ、ダイヤル、ボタン類が見える様子
α6700のグリップ周辺。コンパクトなボディながら指を掛けやすい形状になっています。

ボディが軽くても握りにくいと撮影中の疲労につながります。その意味では、コンパクトさとホールド感のバランスがかなり良いと思います。

バリアングル液晶も便利

背面には3.0型のバリアングル液晶を搭載しています。

ローアングル、ハイアングル、自撮り、Vlogなどで画面の向きを変えられ、写真と動画の両方で便利です。

SONY α6700のバリアングル液晶を横に開き、ライブビュー画面を表示している様子
バリアングル液晶を横へ開いたα6700。ローアングルや動画撮影でも使いやすい構造です。

メニューもタッチ操作に対応しています。以前のαシリーズを知っている人なら、現在のメニュー体系はかなり触りやすく感じるのではないでしょうか。

SONY α6700の液晶モニターに表示した撮影メニューを近くから撮影した様子
撮影メニューを表示したところ。タッチ操作にも対応し、設定変更がしやすくなっています。

α6700のAF性能を評価

α6700を選ぶ理由として外せないのがAFです。単に測距点が多いだけではなく、AIプロセッシングユニットによる被写体認識を利用できます。

最大759点のAFに対応

静止画撮影時は最大759点の像面位相差AF点を利用でき、撮像領域の広い範囲をカバーします。

被写体を画面中央から外した構図でも追わせやすく、人物を常に中央へ置く必要がありません。

人物撮影では姿勢まで利用して認識するため、瞳がはっきり見えない状況でも人物として認識しやすくなっています。

子ども、ペット、旅行先でのスナップなど、撮影者が構図へ意識を向けたい場面ほど恩恵を感じやすい機能でしょう。

乗り物撮影にも使いやすい

認識対象には車、列車、飛行機も用意されています。

動いている被写体を撮るとき、毎回フォーカス位置を細かく操作するより、認識AFを使って追わせたほうが撮影そのものへ集中できます。

もちろん、設定した対象なら100%必ず認識するわけではありません。背景、被写体の大きさ、向き、明るさによって結果は変わります。

それでも、カメラ任せにできる範囲が以前より増えたのは確かです。

◆すながじぇのワンポイント

AF性能は「ピントが合うか」だけで見るより、「撮影者がピント合わせをどこまでカメラへ任せられるか」で見ると分かりやすいです。α6700はその任せられる範囲が広いので、構図やタイミングへ意識を回しやすいと感じます。

α6700の動画性能

α6700は写真中心のAPS-C機に動画機能を追加したというより、最初から静止画と動画の両方を本格的に使うことを想定したカメラです。

4K 120pまで撮影できる

4Kでは最大120pのハイフレームレート撮影に対応しています。

24pの作品へスローモーションとして使えば、動きのある被写体を滑らかに見せることが可能です。4K 60pや10bit記録にも対応するため、旅行動画やYouTube程度に限らず、編集をしっかり行いたい人にも使えます。

マイク端子だけでなく3.5mmのヘッドホン端子も搭載。USB Type-C、マイクロHDMI、マルチインターフェースシューにも対応しています。

つまり、小さいボディでも外部マイクを使い、音をモニターしながら動画を撮れる構成です。

4K 120pはクロップされる

ここは購入前に知っておきたい部分です。

4K 120pでは撮影画角が約38%クロップされます。

120pを頻繁に使うなら、通常の動画撮影より広角側のレンズが必要になる可能性があります。「4K 120p対応」というスペックだけを見て購入すると、実際に撮影したとき画角の違いに驚くかもしれません。

4K 120pを重視するならレンズ選びも重要

特に室内、自撮り、Vlogなど広い画角が必要な用途では、クロップ後の画角を想定してレンズを選びましょう。

長時間4Kでは発熱に注意

α6700の欠点として触れておきたいのが長時間動画時の温度です。

ソニーのヘルプガイドでは「自動電源OFF温度」を「高」に設定した場合でも、25℃環境で4K 60pを連続撮影する目安が約30分、40℃環境では約10分とされています。

もちろんこれは特定条件での目安で、実際の撮影時間は気温、撮影前の本体温度、設定、液晶の状態などで変わります。

長回しをする場合は、液晶を開く、直射日光を避ける、必要以上に高いフレームレートを使わないといった工夫をしたほうがいいでしょう。詳しい条件はソニー公式α6700ヘルプガイドを確認してください。

なお「自動電源OFF温度」を「高」にして長時間手持ちで使うことについて、ソニーは低温やけどの可能性にも注意を促しています。安全面を含め、メーカー案内に沿って使用してください。

SEL18135との相性

私がα6700で普段もっとも使っているのは、E 18-135mm F3.5-5.6 OSS、型名SEL18135です。

27mmから202.5mm相当をカバー

APS-C装着時の35mm判換算では約27〜202.5mm相当。広角寄りの日常撮影からかなりの望遠まで1本で対応できます。

旅行へ持って行く場合、広い景色、料理、建物、街歩き、少し離れた被写体などをレンズ交換なしで撮れるのが便利です。

レンズ重量は約325g。α6700と組み合わせても極端に大きなシステムになりません。

ズームレンズとレンズフードを装着したSONY α6700を前方左側から撮影した様子
SEL18135を装着したα6700。約27〜202.5mm相当を1本でカバーできる組み合わせです。

私はこのレンズをほぼ付けっぱなしで使っています。α6700を「気軽に持ち出せるカメラ」と感じている理由には、このレンズの存在もかなり大きいです。

寄れない点だけ少し気になる

一方、私がSEL18135を使っていて気になるのは近接撮影です。

最短撮影距離は0.45m。最大撮影倍率は0.29倍なので、スペック上はある程度寄れるレンズですが、料理や小物を近距離から撮影するときには「もう少し近づきたい」と感じることがあります。

私の使い方では、ここ以外はかなり使いやすいレンズです。

レンズ交換をできるだけ減らして旅行や日常撮影を楽しみたいなら、α6700高倍率ズームキットはかなり相性の良い組み合わせだと思います。


α6700で感じる欠点

ここからは、購入してから「思っていたのと違った」となりやすい部分を見ていきます。α6700は完成度の高いカメラですが、価格を考えれば気になるところもあります。

ファインダーは236万ドット

α6700のEVFは約236万ドットです。

表示フレームレートを60fpsと120fpsから選べるため動体撮影では便利ですが、現在の20万円を超えるカメラとして見ると、解像感についてはもう一段欲しかったところ。

背面液晶も約104万ドットなので、ファインダーや液晶の精細さを最優先するモデルではありません。

撮影結果そのものの画質とは別の話ですが、ファインダーを覗いて作品づくりを楽しみたい人は、一度実機を確認することをおすすめします。

SONY α6700の背面上部を後ろから撮影し、ファインダー、ダイヤル、背面モニターを確認できる様子
α6700のEVFと背面操作部。EVFは約236万ドットで、ここは購入前に実機確認したい部分です。

SDカードは1スロット

記録メディアはSDカードのみで、UHS-I/UHS-IIに対応しています。ただしスロットは1基です。

趣味や旅行で使うなら、それほど気にならない人も多いでしょう。私自身も普段の撮影では大きな不満にはなっていません。

しかし、結婚式、イベント、仕事など「撮り直しのできない撮影」で使うなら話は別です。

デュアルスロットなら2枚へ同時記録してカード故障へ備えられますが、α6700にはそれができません。仕事のメイン機として考えている人は、この点をよく考えてください。

また、高ビットレート動画ではSDカード側にも性能が必要です。XAVC S-I 4Kなど設定によってはV90対応SDXCカードが必要になります。

カード容量について迷ったら、SnapGadgetの64GBのSDカードに保存できる写真枚数も参考にしてください。

メーカーごとの特徴はサムスンとサンディスクのSDカード比較でも詳しく解説しています。

SDXC UHS-II対応カードを購入するときは、撮影する動画形式に必要なV60・V90などのビデオスピードクラスまで確認して選んでください。


価格はAPS-Cとして高め

ボディだけで20万円を超えるため、「APS-Cなら安いだろう」と考えていると、かなり高く感じるはずです。

実際、α7C IIなどフルサイズモデルも視野へ入ってきます。

α7C IIとの違いが気になる場合は、SnapGadgetのSONY α7C IIのレビューも合わせて読むと、自分がAPS-Cとフルサイズのどちらを求めているか判断しやすいと思います。

α6700を選ぶ意味は「フルサイズより安いから」ではありません。

APS-Cの小型なレンズシステム、望遠側の扱いやすさ、493gのボディ、AI AF、動画性能をまとめて手に入れるために選ぶカメラです。

スマホ連携も使いやすい

撮った写真や動画をスマートフォンへ持っていく機会が多い人にとって、転送のしやすさも重要です。

Creators’ Appに対応

α6700はCreators’ Appを使ったスマートフォン連携に対応しています。

カメラ側にはスマートフォン接続メニューが用意され、スマートフォンへの画像転送やリモート操作などを利用できます。

SONY α6700のバリアングル液晶にネットワーク設定のスマートフォン接続メニューを表示している様子
α6700のスマートフォン接続メニュー。Creators’ Appを使った転送やリモート操作に対応します。

写真を数枚SNSへ投稿する程度なら無線転送でも便利です。ただ、4K動画や大量のRAWを扱うときはSDカードリーダーを使ったほうが手っ取り早い場面があります。

iPhoneへの取り込み方法は、SONY αの動画をiPhoneへ取り込む方法で詳しく紹介しています。

α6700で後悔しやすい人

α6700は万能に見えますが、用途によっては別のカメラのほうが満足しやすい場合があります。

フルサイズ画質が最優先の人

高感度撮影、背景ぼけ、ダイナミックレンジなどを含め、とにかくフルサイズセンサーならではの表現を優先するなら、最初からフルサイズを買ったほうが遠回りしません。

α6700を買った後も「やっぱりフルサイズが気になる」と考え続けそうなら、α7C IIなどを一度比較したほうがいいでしょう。

逆に、フルサイズかAPS-Cかという言葉より、実際に持ち歩ける大きさを重視するならα6700の意味が出てきます。

長時間動画を撮り続ける人

舞台、講演、イベント、固定カメラなどで4K動画を長時間連続収録したいなら、発熱を考える必要があります。

短いカットをつないで作品を作る撮影なら問題になりにくくても、数十分から数時間カメラを止められない用途では、Cinema Lineを含む動画向け機種も比較したほうが安心です。

デュアルスロットが必要な人

カード故障へ備えて同時バックアップを取りたいなら、α6700の1スロット仕様は明確な制約です。

ここは後からアクセサリーで解決できません。

仕事用カメラとして購入するなら、「AFが優秀だから」「小さいから」だけで決めず、記録の冗長性まで考えてください。

α6700購入前に確認したい3点

約236万ドットのEVFで満足できるか、SDカード1スロットで問題ないか、長時間4K撮影をどの程度行うか。この3点を許容できるなら、α6700の欠点で後悔する可能性はかなり減らせます。

α6700が向いている人

欠点を踏まえたうえで、それでもα6700を選ぶ意味がある人を見ていきます。

旅行へ持ち出したい人

旅行用としてα6700はかなり使いやすいと思っています。

小型ボディとAPS-Cレンズを組み合わせれば荷物を抑えやすく、SEL18135なら広角から望遠まで1本で対応可能。観光地を歩き回りながら写真と動画を撮る使い方と相性がいいです。

「カメラを持って行ったけれど重くてホテルへ置いてきた」では意味がありません。

性能と携帯性のどちらも捨てたくない人に、α6700はちょうどいい位置にいます。

写真と動画を両方撮る人

静止画・動画・S&Qの切り替え、AI認識AF、バリアングル液晶、マイク端子、ヘッドホン端子、4K 120pなど、写真と動画を行き来するための機能が充実しています。

写真だけならもっと単純なカメラでも構いません。動画だけなら専用機もあります。

でも「今日は写真も動画も撮る」という人には、このハイブリッドな性格がちょうどいいんです。

初心者でも長く使いたい人

α6700は初心者向けの格安カメラではありません。

それでも、最初からAFや動画性能に余裕のあるボディを買っておけば、撮影に慣れてから「カメラ側の機能が足りない」と感じにくいメリットがあります。

Eマウントはレンズの選択肢も多く、純正だけでなくさまざまなメーカーからAPS-C対応レンズを選べます。

最初は高倍率ズーム1本から始めて、必要になったら明るい単焦点、超広角、望遠などを追加する使い方もできます。

◆すながじぇのワンポイント

私なら初心者ほど「カメラ本体だけ」で考えず、持ち歩きたいレンズまで付けた状態で選びます。α6700とSEL18135ならレンズ交換を覚える前でもかなり広い撮影範囲をカバーできるので、まず撮ることそのものを楽しみやすいですよ。

α6700を買うべきか

最終的な購入判断です。α6700を選ぶかどうかは、フルサイズとの優劣ではなく、自分が実際にどう使うかで決めるのがおすすめです。

携帯性を重視するならおすすめ

私がα6700を使い続けている最大の理由は、結局ここです。

約493gのボディ、高性能なAF、ボディ内手ブレ補正、本格的な動画機能。それを、いつでも持ち出しやすい大きさへ収めています。

カメラを買うと、最初は大きさも重さも気にならないものです。でも半年、1年と使っていくと、「今日は重いからスマホだけでいいか」という日が増えてきます。

α6700には、それを減らしてくれる魅力があります。

欠点を許容できれば本命になる

約236万ドットのEVF、SDカード1スロット、4K 120pのクロップ、長時間4K撮影時の発熱、そして20万円を超える価格。

このあたりが自分の用途で問題にならないなら、α6700はかなり長く使えるカメラだと思います。

逆に、ここに一つでも絶対に譲れない条件があるなら、購入前に別モデルも比較してください。

カメラは高価です。価格は販売店や時期によって変わるため、正確な価格・仕様・保証条件は購入前にメーカーや販売店の公式情報を確認してください。用途によって判断が難しい場合は、カメラ専門店などで実機を試して相談するのもおすすめです。

α6700のよくある質問

α6700は今から買っても古くありませんか?

発売は2023年7月ですが、約2600万画素のAPS-Cセンサー、AIプロセッシングユニット、最大759点AF、5軸手ブレ補正、4K 120pなど現在でも十分な性能があります。新しいかどうかだけではなく、自分の用途に必要な機能がそろっているかで判断するのがおすすめです。

α6700は初心者にもおすすめですか?

予算が許せば初心者にもおすすめできます。AFをカメラへ任せられる場面が多く、写真と動画の切り替えもしやすいからです。ただしボディ価格は安くないため、レンズを含めた総額まで考えて購入しましょう。

α6700の一番気になる欠点は何ですか?

用途によりますが、仕事で使うならSDカードが1スロットであること、ファインダーを重視するなら約236万ドットであること、長時間動画を撮るなら発熱が購入前の確認ポイントです。4K 120pで約38%クロップされる点も覚えておきたいところです。

α6700とα7C IIならどちらがおすすめですか?

フルサイズセンサーを優先するならα7C II、レンズまで含めた携帯性や望遠撮影、APS-Cシステムの取り回しを重視するならα6700が選びやすいです。私はグリップの握りやすさについてはα6700を気に入っています。

α6700のレンズは何から買えばいいですか?

旅行や普段使いなら、私はSEL18135を使いやすいと感じています。35mm判換算約27〜202.5mm相当をカバーできるので、レンズ交換を減らせるからです。一方、室内や夜景、背景ぼけを重視するなら明るい単焦点レンズを追加すると撮影の幅が広がります。

α6700実機レビューまとめ

α6700を実際に使っていて感じるのは、「性能が高いAPS-Cカメラ」というだけではありません。

持ち出しやすい大きさ、深めで握りやすいグリップ、静止画と動画を瞬時に切り替えられる操作性、カメラへかなり任せられる被写体認識AF。このあたりが全部つながって、撮影そのものを気軽にしてくれます。

私の場合はSEL18135を付けっぱなしにして、旅行や普段の撮影へ持ち出す使い方が中心です。近接撮影でもう少し寄れたらと思うことはありますが、広角から望遠まで1本で済む便利さはかなり大きいですね。

一方、ファインダーの約236万ドット、SDカード1スロット、4K 120p時のクロップ、長時間4K撮影での温度、価格は購入前に必ず確認しておきたいところ。

これらを許容できるなら、α6700は軽量なAPS-C機で本格的な写真と動画を両立したい人に、今でもかなりおすすめできる一台です。

スペック競争だけで見れば、もっと高画素なカメラも、大きなファインダーを備えたカメラもあります。でも、カメラは持って出て初めて写真が撮れます。

「今日はα6700を持って行こう」と自然に思えること。私にとって、このカメラの一番大きな価値はそこです。

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