こんにちは。SnapGadget、運営者の「すながじぇ」です。
モバイルバッテリーを飛行機に預けてしまったかも…って気づいた瞬間、めちゃくちゃ焦りますよね。呼び出しがあるのか、没収されるのか、罰金になるのか、国内線と国際線で違うのか、頭の中が一気に忙しくなるやつです。
この記事では、預け荷物に入ってしまったときの現実的な動き方を、気づいたタイミング別に整理します。さらに、バレる理由(検査の仕組み)や、Wh・mAhの確認、TSAロックの扱いまでまとめるので、あなたの不安を「次の一手」に変えられるはずです。
- 気づいたタイミング別の最優先アクション
- 呼び出し・没収・荷物オフロードの起こり方
- 罰金の可能性と注意すべきポイント
- Wh・mAh計算と航空会社ルールの見方
モバイルバッテリーを飛行機に預けてしまったら最初に

結論からいくと、隠さずに申告するのが最短ルートです。早い段階ほど回収や取り出しがラクで、あなたのフライトへの影響も小さくなりやすいです。ここからは「今どの段階か」でやることを切り分けていきます。

空港や航空会社の運用は当日の状況で変わることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終判断が必要な場面では、必ず係員の指示に従ってください。
チェックイン後すぐ申告
チェックイン直後に「入れっぱなしだ…」と気づいたなら、ここがいちばんのチャンスです。理由は単純で、荷物がまだ搬送ラインの“入口付近”にいる可能性が高いから。つまり、回収や取り出しにかかる時間が短く、あなたのフライトへの影響も最小に寄せやすいです。ここ、気になりますよね。私も同じ状況なら心臓バクバクします。
まずやることは「戻って申告」

やることはシンプルで、航空会社のカウンター(預けた場所)に戻って、はっきり伝えます。「いま預けた荷物にモバイルバッテリーが入っていました」「入っているかもしれません」。ポイントは、曖昧にせず“モバイルバッテリー”と名指しすること。現場は危険物の可能性を見て動くので、正確に伝えた方が話が早いです。
スムーズに進む持ち物チェック
ここでクレームタグ(手荷物預かり証)が効きます。あれがあると、係員が荷物を特定しやすくなり、引き戻しの段取りが一気に進みます。加えて、鍵の種類(ダイヤル?鍵?TSA?)や、スーツケースの見た目(色・ブランド・特徴)が説明できるとさらに強いです。
その場で言うと伝わりやすい一言
- 「受託手荷物にモバイルバッテリーが入っていました」
- 「容量はだいたい○○mAh(または○○Wh)です」
- 「取り出しに協力します。必要なら立ち会います」
実際に起こる流れ(よくあるパターン)
空港や航空会社で差はありますが、だいたい次のどれかです。(1)バックヤードで荷物を引き戻して、あなた立ち会いで開封して取り出す。(2)検査室に案内されて、係員と一緒に開けて取り出す。(3)時間がギリギリのときは、手続きのうえで係員側が対応する。いずれにせよ、早い段階で申告しているので、現場としても「助かる」案件になりやすいです。
チェックイン直後の「ゴールデンタイム」目安(空港によって異なります)
| 気づいたタイミング | 回収のしやすさ | あなたがやること | 遅延リスク |
|---|---|---|---|
| 預けて数分〜10分 | 高い | カウンターへ即申告 | 低め |
| 保安検査前に気づいた | 高い | 出発前に必ず申告 | 低〜中 |
| 搭乗開始後に気づいた | 下がる | すぐCAに相談 | 中〜高 |
最後にこれ。黙って進めると、後で検知されて呼び出し・再検査・荷物の搭載見送り…と、面倒が増えやすいです。だから迷ったら申告。あなた自身のためにも、同じ便に乗る人のためにも、これがいちばん安全で現実的かなと思います。
保安検査後の呼び出し
保安検査を通過してゲート付近にいるなら、「空港アナウンスで呼び出し」が起きやすいゾーンです。受託手荷物は裏側で自動検査が進んでいて、バッテリーっぽい塊が見つかると、追加確認(人の目でのチェックや開封確認)に回されます。ここで重要なのは、呼び出しがあった時の“動き方”で、結果が大きく変わることです。

呼び出しがあったら「すぐ行く」が正解
呼び出し文言は露骨に「危険物」とは言わないことが多いです。「〇〇便にご搭乗の△△様、お近くの係員まで…」みたいなやつですね。ここで「なんだろう、後で行けばいいか」ってなると、時間だけが溶けます。係員側は安全確認が取れないと荷物を載せられないので、どんどん安全側に倒していきます。
その場で聞かれがちな質問
係員からはだいたい、(1)モバイルバッテリーが入っていないか(2)容量はどのくらいか(3)場所はどこに入れたか(4)他にも予備電池がないか、を聞かれます。ここでのコツは、焦ってもいいので「分かる範囲で具体的に」答えること。例えば「10000mAhくらい」「本体に容量が書いてあるタイプ」「ポーチの中」みたいに、情報があるほど判断が早いです。
この段階で“よくある対応”
- あなたの立ち会いで開封し、バッテリーだけ取り出す
- あなたが鍵や暗証番号を伝え、係員が取り出す
- 安全確認が取れない場合は荷物を載せない判断になる
無視・遅れたときに起きること(現実)
呼び出しをスルーしたり、対応が遅れたりすると、搭乗口で止められることがあります。最悪は「荷物だけ搭載しない(オフロード)」です。これ、いじわるじゃなくて、安全確認が取れない荷物を飛行機に載せないための安全側の判断です。あなたが乗れても荷物が行かなかったり、逆にあなたが止められて便を変更したり、いろいろ起きます。
呼び出しに応じる=怒られる、ではないです。現場は安全確認ができるかどうかを見ています。だから、早く行って早く終わらせるのが最善です。
もし「自分から申告しに行くべき?」って迷ったら、私は行く派です。呼び出しを待つより、近くの係員に「預け荷物にモバイルバッテリーが入ってしまったかもしれません」と伝える方が、結果的にスムーズになりやすいです。ここ、勇気いりますよね。でも、その一歩がいちばん効きます。
搭乗後はCAに相談
座席に座ってから気づいた場合でも、ドアクローズ前ならまだ手はあります。ここで大事なのは、小声でいいのでCAさんに即相談することです。周りに聞こえるのが気になる気持ちは分かるんですが、ここで言い出せないと、取り返しがつかない方向に進む可能性があります。

CAに伝えるときの言い方(焦ってOK)
「預けた荷物にモバイルバッテリーを入れてしまったかもしれません」「容量はだいたいこれくらいです」「場所はポーチの中です」くらいで十分です。完璧に説明しなくて大丈夫。重要なのは“危険物の可能性がある”という事実を、ドアクローズ前に共有することです。そこから先はCA→責任者→機長→地上、と情報が上がって判断が走ります。
なぜこの段階はリスクが上がるのか
現実的には、荷物を探し出して取り下ろすのは手間も時間もかかります。貨物室側の作業が必要で、該当のスーツケースを見つけるために他の荷物を動かすこともあります。つまり、定時運航を阻害するレベルのコストが出ます。ただ、それでも「上空での発火リスク」を考えると、地上で止める方が安全です。

この場面はフライト全体に影響が出やすいので、精神的にキツいですよね。ただ、上空での発火リスクをゼロに寄せるのが最優先です。責められるためじゃなく、安全のための確認だと思ってください。
あなたが思い出すべき情報(判断材料)
機長判断で「取り出す」「荷物を載せない」「状況によっては出発遅延」みたいに分岐します。その判断材料になるのが、あなたの記憶です。具体的には(1)容量(mAh/Wh)(2)本数(1本?複数?)(3)荷物のどこに入れたか(4)端子保護がされているか(ケースに入れてた?むき出し?)など。端子がむき出しで金属と一緒だと短絡リスクが上がるので、そこも重要です。
いま思い出せると助かること
- 容量表示(10,000mAh / 20,000mAh など)
- 本体が古い・膨らみ・発熱の経験があるか
- ケースや袋に入れていたか(端子保護)
- どのスーツケースか(色・タグ・特徴)
ここまで言うと怖くなるかもですが、落ち着いて大丈夫。あなたが早めに申告して協力すれば、現場は「安全に出す」ために動いてくれます。結果的に、あなた自身も周りも守れます。
到着後に荷物が出ない
到着してターンテーブルに荷物が出てこない場合、検査の都合で別扱いになっている可能性があります。こういうときは、ひたすらベルト前で粘るより、早めに手荷物カウンター(Lost & Found)へ行くのが近道です。ここ、地味に不安が増幅するポイントですよね。「なくなった?」って思い始めるやつ。

まず確認したい“よくある理由”
よくあるのは「検査で引っかかって荷物が後回し」「安全確認が必要で搭載見送り」「別便で到着」あたりです。特に、預け荷物に危険物の疑いが出た場合、現地に着いても簡単にポンと出せないことがあります。安全確認や引き継ぎが必要になるからです。
カウンターでの手続きが早くなるコツ
クレームタグと身分証があると手続きが早いです。加えて、荷物の特徴(色・サイズ・メーカー・ステッカー)を言えると探しやすくなります。あと、スマホでスーツケースの写真があると強い。私は旅行前に一枚撮っておく派です。いざというとき役に立ちます。
Lost & Foundで聞かれやすいこと
- 便名と到着日時
- クレームタグ番号
- 荷物の特徴(色・ブランド・目印)
- 連絡先と滞在先(ホテルなど)
荷物が後続便になるときの注意
荷物が後続になる場合、到着先に配送してくれることもありますが、時間がかかることもあります。国内線でも地域によっては翌日以降、国際線ならさらに伸びることも。ここで大事なのは「必要なものは機内持ち込みに分散しておく」ことだったりします。今回の件とは別に、薬・充電ケーブル・翌日の着替えなどは持ち込みに入れておくと、もしもの時のダメージが減ります。
なお、荷物が後続になる場合でも、バッテリーそのものは抜き取られている可能性があります。中身の状況はケースバイケースなので、現地カウンターで説明を受けましょう。
※特に国際線の乗り継ぎ(トランジット)では、日本の検査を通過しても経由地(中国や東南アジアのハブ空港など)の再検査で引っかかり、そこで没収されるケースが多発しています。到着地に荷物がない場合、「経由地で抜かれた」可能性も考慮してください。
そして、こういうときほど「自分の判断で空港を離れちゃっていいの?」って迷うと思うんですが、基本はカウンターで状況を聞いてからが安心です。連絡手段や受け取り方法を確定しておけば、気持ちも落ち着きますよ。
没収通知書が入っていた
スーツケースを開けたら「検査の結果、物品を取り除きました」みたいな通知が入っているパターンがあります。これは、検査側が危険物と判断して、バッテリーを抜き取った(または処分した)可能性が高い状況です。読んだ瞬間に「え、勝手に!?」ってなるやつなんですが、航空の安全運用上、検査の権限が強い場面もあるんですよね。

通知書が意味すること(ざっくり整理)
通知書が入っている時点で、「検査が実施された」「何かが取り除かれた」は確定です。モバイルバッテリーの場合は、(1)取り出して保管(後日受取の可能性あり)(2)状況によっては廃棄(返却不可)という分岐があり得ます。どっちになるかは、空港・航空会社・検査機関の運用、そして“物品の状態”にも左右されます。
正確には、この手続きは「没収(所有権の剥奪)」というよりも、運送約款に基づき安全輸送のために所有権を「放棄(Abandonment)」させられた、という扱いになるのが一般的です。
返してもらえる可能性は?期待値の持ち方
ここで気になるのは「返してもらえるの?」ですよね。基本は空港・航空会社の運用次第です。一定期間保管していることもありますが、本人が出発空港に取りに行く必要があるケースが多く、郵送対応は期待しないほうがいいです。危険物としての取り扱いが絡むと、発送する側の手間とリスクが跳ね上がるからです。
通知があったら最初にやること
- 通知書に書かれた連絡先と保管期限を確認
- 抜き取られた物が何か(モバイルバッテリーか、他の電池か)を確認
- 受取に必要なもの(身分証、クレームタグ等)を確認
諦めたほうが早いケースもある
現実的に、遠方の出発空港まで取りに行く交通費・時間が、モバイルバッテリーの価格を超えることも多いです。そうなると、気持ち的には悔しいけど、買い直した方が合理的な場合もあります。ここは“損切り”の判断ですね。ただし、通知書を捨てる前に、保管期限と問い合わせ先だけはメモっておくのがおすすめです。後で「やっぱり必要だった…」が起きがちなので。
検査や没収の扱いはケースごとに違います。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断はその場の係員の指示に従ってください。
そして次からの対策としては、「預け荷物に入れない」だけじゃなく、端子保護(ケースに入れる、金属と一緒にしない)もセットで覚えておくと安心です。安全は“仕組み”と“習慣”で作れます。
モバイルバッテリーを飛行機に預けてしまった後の対策
ここからは「起きたことの整理」と「次に同じ失敗をしないための知識」をまとめます。罰金の話、検査でバレる仕組み、ANA・JAL・LCCでの運用差、Wh・mAhの確認など、検索でよく出てくる疑問を一気に潰します。
罰金はある?航空法の扱い
「罰金って本当にあるの?」はめちゃくちゃ気になりますよね。結論としては、危険物の持ち込みや輸送に関するルールには罰則規定があり、悪質性が高い場合は処分対象になり得ます。ただ、検索しているあなたの状況は多くが「うっかり」なので、現場対応としてはまず安全確保(取り出し・没収・搭載見送り)が優先されることがほとんどです。

“うっかり”でもゼロではない、という話
ここで大事なのは「うっかりでも問題にならない」ではなく、うっかりでもリスクは現実にあるという点です。航空の世界は、たった一回のトラブルが重大事故につながり得るので、どうしても安全側に厳しくなります。例えば、もし仮に貨物室で発煙・発火が起きて、便の運航に影響が出た場合、過失の程度によっては賠償や責任の問題に波及する可能性もあります。ここは怖がらせたいんじゃなくて、「軽く見ない方がいい」って意味です。
ちなみに法律の条文で言うと、航空法第150条などで、安全阻害行為等に対して「50万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。現場では厳重注意で済むことが多いですが、法的には「違反行為」であるという認識は持っておきましょう。
現場で起きる“実務上の処遇”
実務的には、あなたが申告して協力的であれば、まずは安全確保(取り出し、没収、荷物の搭載見送り)で収まることが多い印象です。一方で、意図的に隠した、虚偽申告をした、危険物を大量に入れていた、など悪質性が疑われると話が変わります。だからこそ、申告はあなたを守る意味でも重要です。
私のおすすめスタンス
「怒られるかも」で黙るより、自分から申告して安全確保。結果的にダメージが小さくなりやすいです。
法律の適用や責任の範囲は個別事情で変わります。断定はできないので、正確な情報は公式案内をご確認ください。必要に応じて専門家への相談も検討してください。
一次情報として押さえるならここ
(出典:国土交通省 航空:機内持込・お預け手荷物における危険物について)
国の一次情報としては、このページが基準の考え方や注意点をまとまって押さえやすいです。あなたが搭乗する航空会社のルールと合わせて確認しておくと安心ですよ。
バレる理由はX線CT検査
「バレなければ大丈夫でしょ」は、正直いまの空港では通用しにくいです。受託手荷物は搬送ラインの中で自動検査にかかり、X線だけでなくCTのように断面で見て判定する仕組みも増えています。つまり、人間の目をすり抜けるかどうか、ではなく「システムでフラグが立つかどうか」の世界になってきています。

リチウムイオン電池が“目立つ”理由
リチウムイオン電池は、金属部材と電解質などが層になっていて、形も「角ばった塊」になりやすいです。さらに、モバイルバッテリーは電池だけじゃなく基板や保護回路も入っているので、画像上の特徴が出やすい。サイズが小さくても、似たパターンとして検知されやすいです。
現在の空港では「インライン手荷物検査システム」が主流で、AIや高度な解析技術で、バッテリー特有の密度や回路形状を自動で「不審物」として検知します。
検査は1回じゃなく、段階がある
検査って一発勝負じゃなくて、段階が用意されていることが多いです。まず機械が「怪しい」と振り分けて、人が画像を見て、必要なら開けて確認する。だから「たまたま見逃される」に期待するのは危険です。しかも、もし見逃されたとしても、ルール違反であることは変わらないので、運がよかっただけで“正解”ではないんですよね。
TSAロックや通常の鍵があっても、検査優先で開けられることがあります。だからこそ、最初からルールどおり「予備電池は機内持ち込み」に寄せるのが安全です。
バレた後に困るポイント(心理の落とし穴)
よくあるのが「呼び出されたら恥ずかしい」「面倒にしたくない」って気持ちで、無視してしまうパターンです。でも現場は安全確認が取れないと荷物を載せられません。結果として、あなたの便に影響が出たり、荷物が別送になったり、面倒が増えます。なので、気づいたら“自分から申告”が、結局いちばんラクだったりします。
結局のところ
検査が高度だから怖い、ではなくて、検査が高度だからこそ最初からルールに寄せるのが正解です。
ANA・JAL・LCCの違い
基本ルール(予備のモバイルバッテリーは預け入れNG)は共通ですが、運用の“空気感”は少し違います。大手(ANA・JAL)は呼び出しや案内が丁寧なことが多く、乗客立ち会いで取り出せるように調整してくれるケースも見かけます。一方でLCCは、運航コストと時間がシビアなので、安全確認の判断が早くなりがちです。
大手(ANA・JAL)で起きやすいこと
大手は便数も多いので、空港側との連携フローが整っている印象があります。呼び出しが入り、搭乗ゲートやカウンターで状況確認、可能なら取り出して搭載…という「運べるなら運ぶ」方向に寄せることが多いです。もちろん状況次第ですが、あなたが協力的だと解決が早いです。
LCCで起きやすいこと
LCCはターンアラウンド(折り返し時間)が短く、遅延が連鎖しやすいです。だから、呼び出しに応じない・鍵が開けられない・安全確認が取れない、となると「安全側に倒して終わらせる」判断が早くなりがちです。ここは良い悪いじゃなく、運用設計の違いですね。
どの会社でも共通のコツは、呼び出しに即対応すること。時間をムダにしないのが一番の対策です。
あなたが事前にやれる“ズレ対策”
ここで効くのが「持ち込み荷物の整理」です。LCCは持ち込み重量が厳しいので、つい重いモバイルバッテリーを預けたくなるんですが、これがトラブルの入り口。だから、持ち込みの中でも「バッテリーだけは必ず手元」ってルール化するのがおすすめです。バッグのいちばん取り出しやすいポケットに固定すると、うっかりが激減しますよ。
WhとmAhの計算方法
航空会社の案内はWh(ワット時)基準、製品表示はmAh基準が多いので、ここでつまずく人が多いです。基本の考え方は「Whはエネルギー量」「mAhは容量っぽい数値」で、電圧(V)を掛けるとWhに近づきます。ここ、数字アレルギーだとしんどいですよね。でも一回だけ理解すればOKです。

まずはこの式だけ覚えれば十分
Wh = 電圧(V) × 容量(mAh) ÷ 1000
多くのモバイルバッテリーは、電池セルが3.7V前後で設計されていることが多いので、目安として3.7Vで計算するケースがよくあります。ただし、正確には製品に書いてある「定格容量(Wh)」が最優先です。書いてあるなら、それを信じるのがいちばん早いです。

Whの目安計算
Wh = 電圧(V) × 容量(mAh) ÷ 1000
| 例 | mAh | 電圧の目安 | 計算結果(Wh) | 持ち込み可否の目安 |
|---|---|---|---|---|
| よくあるモデル | 10,000 | 3.7V | 約37Wh | 多くは持ち込みOK |
| 大容量モデル | 20,000 | 3.7V | 約74Wh | 多くは持ち込みOK |
| さらに大容量 | 30,000 | 3.7V | 約111Wh | 制限の対象になりやすい |
没収されたり、現地で買い直すことになったら、次は「Wh表示が明確」で「機内持ち込み基準をクリア」した製品を選ぶのが安心です。日本のCIOやAnker製品は表示がしっかりしていて検査でもスムーズです。
もし今回の件でバッテリーを処分してしまったり、基準を満たす安全なものを探しているなら、CIOのSMARTCOBYシリーズがおすすめです。容量表示が見やすく、10000mAhクラスでも驚くほど小さいので「常に手荷物ポーチに入れておく」運用が苦になりません。
100Wh・160Whの“ざっくり理解”
多くの航空会社では100Wh以下は持ち込みOK(個数は常識範囲)、100Wh超〜160Wh以下は個数制限あり、160Wh超は不可、という考え方が一般的です。ただし、最終的には搭乗する航空会社の公式案内が基準です。国際線は乗継地や運航会社でも運用差が出ることがあるので、出発前に確認しておくのが安心です。
具体的な数字を挙げると、JALやANAでは「100Wh〜160Whは1人2個まで」という制限が設けられていることが多いです。100Wh未満(27027mAh未満)であれば、個人使用の範囲内で個数制限がないケースが大半ですが、大量に持ち込むと業務用品とみなされて止められることもあるので注意しましょう。
表示が読めない・消えているときの注意
古いバッテリーだと印字が薄くなって「mAhもWhも分からない」ことがあります。この場合、現場で“容量不明”扱いになって厳しめに判断されることもあり得ます。私は、旅行に持っていく用は「表示がはっきりしているもの」に寄せるのがおすすめです。トラブルを自分から減らせます。
電圧の考え方をもう少し丁寧に知りたいなら、SnapGadget内で「モバイルバッテリーの電圧とは?選び方と仕組み」も合わせてどうぞ。
ここで示した数値はあくまで一般的な目安です。最新の条件や例外は航空会社や路線で変わることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
TSAロック破壊と補償
海外旅行やアメリカ路線の話になると出てくるのがTSAロックです。TSAロックは「検査側が専用キーで開けられる仕組み」ですが、だからといって“絶対に壊されない”わけではありません。ここ、誤解が多いので先に言っておきます。
TSAロック=安全に開けてもらえる、ではない
検査で緊急性が高い、またはキーで開かない、内部確認が必要、と判断されれば、鍵やファスナーが破損する可能性もあります。TSAロックは「検査をしやすくする」仕組みであって、「破壊ゼロを保証する」仕組みではないんですよね。
補償の期待値は低めに持っておく
ここが怖いところで、検査に伴う破損や、抜き取られた物品については補償対象外になりやすいです。だから、もしあなたが高価なスーツケースを使っているなら、なおさら「危険物になり得るものを預ける前に抜き切る」ことが最大の保険になります。ルールを守る、っていうのは道徳の話だけじゃなく、普通にお財布防衛なんですよ。
補償の可否は条件で変わるため、正確な情報は各社の規約や公式案内をご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
壊されにくくする“現実的な工夫”
完全に防ぐのは難しいですが、ダメージを減らす工夫はできます。例えば、検査で引っかかりやすい物(予備バッテリー、ライター類、スプレー類)を入れない、ガジェット類はポーチにまとめて見通しを良くする、ケーブルや金属をゴチャつかせない、など。画像判定がスムーズなら、開封まで行かない可能性も上がります。

私のおすすめ
預け荷物は「服・日用品・壊れても困らない物」を中心にして、電池・ガジェットは手元に寄せる。これがいちばん事故らないです。
ガジェット類をまとめるなら、中身が見やすいメッシュタイプや、クッション性のあるポーチが検査でも有利です。私はサンワダイレクトのトラベルポーチを使っていますが、ガバっと開くので検査場のトレイに出すときも一瞬で終わります。
モバイルバッテリーを飛行機に預けてしまったまとめ
モバイルバッテリーを飛行機に預けてしまったと気づいたら、まずはタイミング勝負です。チェックイン直後ならカウンターへ、保安検査後なら呼び出しに即対応、搭乗後でもドアクローズ前ならCAに相談。隠さず動くほど、あなたの損失とリスクは小さくなりやすいです。

今日の結論:正直に、早く、具体的に
このトラブルで一番もったいないのは、「言い出せずに時間が過ぎる」ことです。言い出すのって気まずいし、恥ずかしいし、できれば無かったことにしたい。でも、航空の現場は“安全確認が取れない状態”を嫌います。だから、あなたが正直に申告して協力するほど、現場も動きやすく、解決が早くなりやすいです。
次からの再発防止(これだけ覚えて帰って)
再発防止としては、出発前に「予備電池は機内持ち込み」を固定ルールにして、Wh表示やmAh計算を一度だけでも確認しておくのが効きます。さらに、端子保護(ケースに入れる、金属と一緒にしない)もセットで覚えると完璧です。安全性の高い製品選びも大事なので、余裕があるときに「安全な日本製モバイルバッテリーの選び方」や「モバイルバッテリーおすすめメーカー比較」もチェックしてみてください。
最後にもう一度。この記事は一般的な考え方の整理です。空港や航空会社の運用は変わることがあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。迷ったら、その場の係員に相談するのがいちばん安全です。

