2026年4月22日更新
こんにちは。SnapGadget、運営者の「すながじぇ」です。
ANA便に乗るとき、「このモバイルバッテリーは機内に持ち込める?」「預け荷物に入れても大丈夫?」「機内でスマホを充電していい?」と迷う人は多いはずです。モバイルバッテリーは便利な反面、リチウムイオン電池を使うため、航空機内では安全上のルールが厳しく定められています。
この記事では、ANAの最新案内をもとに、2026年4月24日搭乗分から適用された新ルールを踏まえて、機内持ち込みの可否、預け荷物に入れられるか、容量制限(Wh)、個数制限、そして機内での取り扱いまで分かりやすく解説します。今回の見直しでは、モバイルバッテリーは1人2個まで・160Wh以下のみ持ち込み可となり、機内電源からモバイルバッテリーへの充電は禁止、モバイルバッテリーからスマホなどへの充電はお控えくださいと案内されています。
さらに、万が一飛行機に預けてしまった場合の対処法、安全なパッキングのコツ、機内で充電はできるのかという疑問、発熱・発火リスクへの備えまで、旅行前に知っておきたい情報をまとめました。この記事を読めば、空港で慌てる前に「何をどう準備すればいいか」がはっきり分かります。
- ANAではモバイルバッテリーを預け荷物に入れることはできません
- 2026年4月24日搭乗分から、持ち込みは160Wh以下・1人2個までです
- 端子部分はテープで保護するか、ビニール袋などに入れてショート対策をしておきましょう
- 機内電源からモバイルバッテリー本体への充電は禁止されています
- モバイルバッテリーからスマホなどへの充電も、機内では控える前提で準備するのが安心です
- ANA便でモバイルバッテリーを持ち込める条件
- 預け荷物に入れられない理由と注意点
- 2026年4月24日搭乗分からの新ルール(1人2個まで・160Wh以下・機内での扱い方)
- 保安検査や機内でトラブルを避けるための実践ポイント
ANAでモバイルバッテリーは持ち込める?基本について

- ANAの機内に持ち込める?最新規定
- 預け荷物に入れられる?注意点
- 容量制限(Wh)と確認方法
- ANAの新ルールをひと目で確認
- 国際線・コードシェア便の注意点
ANAの機内に持ち込める?最新規定

モバイルバッテリーは、ANA便では機内持ち込みは可能ですが、受託手荷物として預けることはできません。これは、リチウムイオン電池が衝撃や損傷などによって発熱・発火するおそれがあり、万が一の際に客室内で異常へすぐ気づけるようにするためです。
そして、2026年4月24日搭乗分からは、モバイルバッテリーの取り扱いがさらに明確化されました。ポイントは、160Wh以下のみ機内持ち込み可、1人2個まで、ショート防止措置が必要、そして座席上の収納棚へ入れず手元で管理することです。
ここで注意したいのは、以前よく見かけた「100Wh以下なら20個まで」という感覚のまま準備しないことです。モバイルバッテリーについては、最新搭乗分では合計2個までと考えておくのが分かりやすく安全です。小型モデルを複数持ち歩いている人は、出発前にバッグの中身を必ず見直しておきましょう。
預け荷物に入れられる?注意点

モバイルバッテリーは、ANAでも受託手荷物への収納が禁止されています。スーツケースやキャリーケースに入れて預けることはできません。この点は旧ルールでも新ルールでも変わらない、最重要ポイントです。
一方で、スマートフォンやノートパソコンのように電池が本体に内蔵されている電子機器は、モバイルバッテリーとは扱いが異なる場合があります。機器の種類や状態で判断が分かれるため、「本体に電池が入っているから同じだろう」と思い込まず、必要に応じて個別ルールを確認するのが安心です。
また、ANAではワット時定格量(Wh)が不明なモバイルバッテリーは持ち込み不可と案内しています。ラベルが薄れていたり、表示が読めなかったりする古い製品は、出発前に必ず確認しておきましょう。
| 項目 | ANA便での最新ルール |
|---|---|
| 機内持ち込み | 可(160Wh以下のみ) |
| 受託手荷物(預け入れ) | 不可 |
| 持ち込み個数 | 1人2個まで |
| 保護方法 | ショート防止のため、端子をテープで保護するか、ビニール袋などに入れて個別保護する |
| 保管場所 | 収納棚ではなく、手元で管理 |
| 機内電源から本体への充電 | 禁止 |
| モバイルバッテリーから電子機器への充電 | お控えください |
| Wh表示が不明な製品 | 持ち込み不可 |
もしスーツケースに入れたまま預けてしまった場合は、気づいたタイミングで早めに空港スタッフへ相談することが大切です。具体的な流れは、モバイルバッテリーを飛行機に預けてしまった時の対処法で詳しくまとめています。
容量制限(Wh)と確認方法
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ANAを含む航空会社では、モバイルバッテリーの容量をWh(ワット時定格量)で判断します。mAhだけでは機内へ持ち込めるかどうかを判断できないため、まずはWh表示を確認するのが基本です。
本体やパッケージにWh表示がない場合は、次の式で計算できます。
ワット時定格量(Wh) = 定格電圧(V) × 定格容量(mAh) ÷ 1000
一般的なモバイルバッテリーは3.7V前後のものが多く、たとえば10,000mAhなら約37Wh、20,000mAhなら約74Whです。27,000mAh前後で約99.9Wh、30,000mAhなら約111Wh、50,000mAhでは約185Whとなるため、50,000mAhクラスは基準オーバーで持ち込みできません。
| 容量の目安 | Wh換算の目安(3.7V想定) | ANA便への持ち込み可否 |
|---|---|---|
| 5,000mAh | 約18.5Wh | 可 |
| 10,000mAh | 約37Wh | 可 |
| 20,000mAh | 約74Wh | 可 |
| 27,000mAh | 約99.9Wh | 可 |
| 30,000mAh | 約111Wh | 可 |
| 50,000mAh | 約185Wh | 不可 |
50,000mAhクラスは容量が大きいぶん便利ですが、飛行機ではWh制限に引っかかる可能性があります。大容量モデルの使い道や注意点は、モバイルバッテリー50000mAhはどのくらい使えるのかも参考にしてください。
WhとmAhの違いをもう少し噛み砕いて知りたい人は、モバイルバッテリーの電圧とは?選び方と急速充電の仕組みを解説も参考になります。
ANAの新ルールをひと目で確認

2026年4月24日搭乗分から、ANA便でモバイルバッテリーを持ち込むときは、次の7点を押さえておけば大きく迷いません。
- 預け荷物には入れない
- 160Wh以下のみ機内持ち込み可
- 1人2個まで
- ショート防止のため、端子をテープで保護するか、袋に入れて個別に保護する
- 収納棚に入れず、手元で管理する
- 機内電源からモバイルバッテリーへの充電は禁止
- モバイルバッテリーからスマホなどへの充電は控える
これからANA便を使う人は、古いまとめ記事やSNSの断片情報よりも、「4月24日搭乗分からの最新案内」を基準に準備するのが確実です。特に、これまで小型のモバイルバッテリーを複数持ち歩いていた人は、個数制限に注意してください。
国際線・コードシェア便の注意点

ANAのルールを満たしていても、国際線では渡航先や経由地の空港当局、あるいは実際に搭乗する運航会社が、さらに厳しい運用をしていることがあります。特にコードシェア便では、予約した航空会社ではなく実際に運航する航空会社の規定が優先されることがあるため、直前にもう一度確認しておくと安心です。
また、国際線は保安検査の運用差が出やすいので、Wh表示がはっきり見える状態にしておくこと、端子を保護してすぐ取り出せる場所に入れておくことが大切です。空港で止められるリスクを減らせます。
ANAでモバイルバッテリーは持ち込める?についての知識

- 安全な持ち運びを実現するパッキングのコツ
- 機内で充電はできる?2026年4月24日搭乗分からの扱い
- 海外路線・乗り継ぎで気をつけたいこと
- もし飛行機に預けてしまった場合の対処法
- 発熱・膨張・異臭が出た場合の対応方法
- 安全な旅のための最終チェック
安全な持ち運びを実現するパッキングのコツ

モバイルバッテリーを安全に機内へ持ち込むためには、輸送中の「短絡(ショート)」を防止する措置が必要です。短絡とは、バッテリーの金属端子部分が、バッグの中の鍵や硬貨、アクセサリーなど他の金属と接触して、電流が流れ発熱・発火につながる現象です。
ANAでは、ショート防止のため、端子部分をテープで保護するか、ビニール袋などに入れて個別に保護するよう案内しています。
- 購入時のケースやパッケージに入れて持ち運ぶ
- USBポートなどの端子部分に絶縁テープを貼る
- 1台ずつビニール袋や保護ポーチに分けて入れる
- 鍵やコイン、工具類と同じポケットに入れない
旅行用にモバイルバッテリーを選ぶなら、容量だけでなくPSEマークやメーカーサポートも確認しておくと安心です。安全性を重視する方は、日本製モバイルバッテリーは本当に安全?PSE・発火リスク・選び方もあわせて確認しておきましょう。
複数のバッテリーや電子機器を1つのバッグにまとめるときは、中でぶつからないように仕分けしておくと安心です。加えて、保安検査をスムーズに通過するため、容量表示が見える面を上にして、すぐ取り出せる場所へ入れておくと確認されやすくなります。
機内で充電はできる?2026年4月24日搭乗分からの新ルールに注意
ここは誤解が出やすいポイントです。ANAの最新案内では、機内電源からモバイルバッテリー自体への充電は禁止されています。一方で、モバイルバッテリーからスマートフォンなど他の電子機器への充電は「お控えください」という案内です。
実際の準備としては、機内ではモバイルバッテリーを使って充電しない前提で考えておくのがいちばん安全です。搭乗前にスマホやタブレットを十分充電しておき、必要なら空港や機内備え付け電源を使うようにすると迷いません。
普段からモバイルバッテリーをつないだままスマホを使うことが多い方は、発熱や劣化への影響も知っておくと安心です。詳しくは、モバイルバッテリーを充電しながら使ってもいいのかで解説しています。クしてみてください。
海外路線・乗り継ぎで気をつけたいこと

海外路線では、ANAのルールを満たしていても、経由地や現地空港の検査運用で確認が厳しくなることがあります。特に、ラベルが擦れて読めない製品や、ノーブランドで仕様が分かりにくい製品は止められやすいため、旅行前に見直しておくと安心です。
また、コードシェア便では運航会社のルールが優先されることがあります。予約画面ではANA便に見えても、実際の運航会社が別の場合は、その会社の危険物ルールも確認しておきましょう。
もし飛行機に預けてしまった場合の対処法

うっかりモバイルバッテリーをスーツケースに入れたまま預けてしまうと、多くの場合は保安検査や搭載前の確認で発見され、呼び出しや荷物の開披を求められます。出発直前だと、その対応で時間を取られてしまい、焦る原因にもなります。
もし預けたあとに気づいたら、放置せず、できるだけ早く空港スタッフや搭乗ゲート係員に申告してください。搭乗後に気づいた場合も、そのままにせず客室乗務員へ相談するのが安全です。
具体的な流れは、モバイルバッテリーを飛行機に預けてしまった時の対処法で詳しく解説しています。
発熱・膨張・異臭が出た場合の対応方法
可能性は高くありませんが、機内でモバイルバッテリーに異常が出たときの対応を知っておくことは大切です。注意したい兆候は次のようなものです。
- 触ると異常に熱い
- ケースが膨らんでいる、変形している
- プラスチックが焼けるような異臭がする
- 煙が出ている、焦げたような変色がある
搭乗前の時点で膨張・異臭・異常発熱があるモバイルバッテリーは、旅行に持っていかない判断も大切です。危険サインや処分方法は、膨張したモバイルバッテリーの処分方法も確認しておきましょう。
こうした兆候が1つでもあれば、自分で対処しようとせず、すぐに客室乗務員へ知らせてください。座席上の収納棚へ戻したり、バッグの奥へ押し込んだりするのは避けましょう。異常を早く伝えることが、被害を最小限に抑える近道です。
モバイルバッテリーの発火リスクをもう少し詳しく知りたい方は、モバイルバッテリーの発火確率は?PSE・危険サイン・対策も参考になります。す。
ANAでモバイルバッテリーは持ち込める?の知識について総括
ANA便では、モバイルバッテリーは機内持ち込みのみ可能で、預け荷物には入れられません。さらに、2026年4月24日搭乗分からは、160Wh以下のみ・1人2個までというルールが明確になりました。あわせて、機内電源からモバイルバッテリーへの充電は禁止、モバイルバッテリーから電子機器への充電は控えるという扱いに変わっています。
これからANA便を利用する人は、以前の感覚のまま「小型だから大丈夫」「念のため何個も持っていこう」と考えず、個数・容量・持ち方・機内での使い方をまとめて確認しておくことが大切です。旅行前のひと手間で、空港での呼び出しや没収リスクをかなり減らせます。
- モバイルバッテリーは預け荷物には入れない
- 持ち込みは機内手荷物として客室に携帯する
- 持ち込めるのは160Wh以下のみ
- 個数は1人2個まで
- Wh表示が不明な製品は持ち込み不可
- ショート防止のため、端子を保護するか袋に入れて個別に持ち運ぶ
- 座席上の収納棚ではなく、手元で管理する
- 機内電源からモバイルバッテリーへの充電は禁止
- モバイルバッテリーからスマホなどへの充電は控える
- 国際線やコードシェア便では運航会社・経由地ルールも確認する

